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 何があってテープサウンドに回帰したのか?とSOUNDFRAILの早瀬さんに問われた。その文脈からは終活行動的匂いを感じなくもなかったが、それは正解だ。この先何年オーディオに熱意をもって接することができるだろうか考えることが多いし、いま小説を書けるとしたら”感性の老い”と精神の葛藤がテーマであることは確かだ(笑) それはさておき、下のNo.2117で触れたとおり1970年代のエアーチェックテープの存在は、わたしのオーディオにとって大きな位置をしめている。当時、FM放送のライブをオープン2TRで録音して、それをカセットにダビングしてコレクションしていたが、音質劣化を少しでも避けたいものだけをオリジナルオープンテープで残していた。ジャンルは現代音楽、民族音楽、三味線音楽がほとんどで、いまあるのはこれらの貴重音源であり、懸念していたテープのコンディションが予想以上に良かったことが、テープ再生を復活させた理由だ。LPレコードやCD(SACD)とも異なる音楽の勢いを感じる。それはSP盤で感じるそれと似ている。 |