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2019/06/25

2144 沖縄滞在記 その4

奥さま手作りの本格的ラタトゥイユに舌鼓をうち白ワインが少々まわりはじめ、アンプのウオーミングアップが済んだところでCDを聴かせてもらうことに。こちらでは氏ご自慢のイコライジングシステムを駆使したDJパフォーマンスも堪能した。CDPとプリ、パワーはマッキントッシュであるがCDPの後にAlpha Recording System #3500, #2200と最新鋭SPL Passeq #1650がシリーズで挿入された空前絶後の布陣だ。音楽が始まると同時に繰り広げられる氏の手さばきで瞬時に音楽の佇まいを矯正していく。わたし個人は装置固定であらゆるジャンルを包括したいと願う人間なので、これはまさにカルチャーショックだ(笑)

持参したディスク3枚、菊地成孔「記憶喪失学」そしてキューバ系「DEEP RUMBA」、クミコのライブステージ。前2枚における驚愕的再生能力に驚いた。わが家の装置ではあり得ないパフォーマンスで、サウンドの神髄をえぐり出している。もの凄い音楽であるのは知っていたし、相当なレベルで再生するだろうと予想していたが、ここまでの音楽であることを知らなかったのは悔しい。分析的な表現は避けたいが十分な色価と実体感あるいは空間放射力の凄さ、幾重にも重なるサウンドの再現性に打ちのめされた。これは12年前に早瀬邸で聴いたサウンドの正常進化形であると痛感。三枚目のクミコは、内面に向かう躊躇い感でわが家のサウンドが少し勝っているように感じたが、これは低域方向の曖昧さを拒絶する早瀬サウンドの特徴が出たのかもしれない。(翌日へ続く)



2019/06/25

2143 沖縄滞在記 その3

日頃の激務のなか平日に伺うのは申し訳なかったが、こちらの無理を受け入れていただき感謝の念しかない。早瀬邸訪問記は当方の幻聴日記3 No.819 https://vvvvv.net/g3/topics.cgi?page=1148 にあるとおり12年以上前の出来事で、今回が2度目の訪問である。

6月20日、午前10時半にホテルまで迎えに来ていただき、氏の運転でご自宅のある南風原町(はえばる)へ向かう。リビングルームに入ると半年前に導入されたマグネパンModel 20.7に迎えられた。これは国内に輸入されていない大型モデルであるが"正規品"という貴重品。十分な天井高にマッチした収まりの良さで巨大な印象はまったくなかった。当日の演奏はアナログディスクから始め、これはOLD JBLのプリメインアンプで駆動されたが、ナチュラルな風合いと節度のある色彩感で、音楽そのものに浸れる雰囲気の良さをアピールしていた。



2019/06/24

2142 沖縄滞在記 その2

今夜はソウルバー「Black Harlem」だけで我慢。明日からは今回の旅の目的である、早瀬文雄氏との親交を深める二日間の心躍る訪問が待っている。(その6くらいまで続けます。)



2019/06/24

2141 沖縄滞在記 その1

6月19日、仕事の整理と雑用が重なり那覇空港着が20時過ぎという勿体ない旅程。沖縄の梅雨明けはもう少し先とのことで残念な空模様。ムワッとくる湿度感はバリのウブドそっくり。沖縄は30年ぶりだが変貌ぶりに驚いた。夕食後国際通りに繰り出すと、ドンキホーテの巨大なビルと土産物店の間を埋め尽くすドラッグストア。ここはアジアの大観光地なのだ。地元の人間は行かないと空港から乗ったタクシードライバーが話す。





2019/06/17

2140 TASCAM BR-20のピンチローラーについて

テープを装着してPLAYボタンを押し、ピンチローラーがキャプスタンシャフトに接触してテープが送られる。その際ざわざわしたノイズが気になり、原因を探るとキャプスタンシャフトが手前にせり上がり不規則なノイズを発生させていた。
依頼したレストアラーに状況を話すと、試作中のベアリング仕様ピンチローラーを試して欲しいとのことで換装。問題はあっさり解消。ピンチローラーのゴム面の垂直問題か? 業務用途では気にならない瑕疵がリスニング環境では問題になる(笑)
このBR-20は、通常とは逆にピンチローラーはテープ磁性体面側にある。右側に見えるベアリング仕様の特大インピーダンスローラーとともに、テープを徹底保護する設計姿勢が素晴らしい!
信頼できるレストアラー氏に出会わなかったらオープンテープオーディオは復活出来なかっただろう。あらためて感謝!



2019/06/17

2139 Ortofon SPU Classic GE MkII

いちばんオーソドックスなSPUである。骨格のしっかりしたごく普通の音である。1970年代以降の優秀録音ディスクでは、さらに上の世界があることは承知しているが、愛聴盤のテリトリーではこれがBESTだと思う。



2019/06/04

2138

何年も続けている大阪サウンドコレクションの告知デザイン。同じスタイルで継続するという主催者の希望だったが、今回からタイトルを日本語メインで表示するようにという指示。こりゃ悪戦苦闘と言いたいところが、あっさり出来てしまった。これは本日発売のステレオサウンド誌の広告ページ。バリエーションデザインをポスターとチラシにも使うが、いちばん時間の掛かる作業は、チラシ裏面の試聴会のタイムテーブルだ。文字だけで見やすく提示する。グラフィックデザインの醍醐味なのだが反応は、たぶんない(笑)



2019/05/27

2137

市販のミュージックテープである。40年まえ千歳空港でレンタカーを借りて道東へ向かう途中、帯広のレコードショップで買った。吉田日出子のヴォーカルのバックは自由劇場の俳優たちだが、時代背景にマッチしたセピア色の哀愁に痺れた。トランペットは笹野高史だと思う。吉田日出子はそのもっと以前、大島渚の「日本春歌考」のなかで高校生役の彼女が唄う春歌がとても衝撃だった。