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2021/10/10

2274

直江津は40年前に立ち寄った際、街の佇まいに惹かれ再訪を願っていたが、さすが40年は長すぎた。駅前は様変わりしていて往年の質感は消え去っている。すこし外れたところで当時の建物をリノベーションしたと思われる物件を発見。雁木造(かんぎづくり)と呼ばれる積雪地帯のアーケード様式で、味わい深さ最高。



2021/10/10

2273 

茅野に移転した”茶会記クリフサイド”を訪問した。四谷三丁目時代と変わらない質感を保ちながら自然と一体化した素敵なスペースになっている。別荘地エリアのどん詰まりというロケーションでクルマ10台分のスペースがあり驚き!ALTECの控えめながら骨格のあるサウンドをBGMに店主のF氏と旧交を温めた。当初は蓼科のホテルに一拍し帰宅という予定だったが、翌日は車山高原、美ヶ原を経て白馬泊を追加。さらに糸魚川市を経て直江津に寄り、新潟経由で関越から帰宅というプランに変更した。



2021/09/22

2272 ちあきなおみ「紅い花」

ちあきなおみの「紅い花」は、1991年発売の”百花繚乱”に入っている。これは彼女の最後のアルバムであり、そのなかの一曲だ。歌手人生という意味で「白鳥の歌」に違いない出来映えだと思う。それまでの彼女が最高峰の歌い手であることは揺るぎない事実としても、”演じる歌”という評価はある意味でマイナスポイントではないか、もっと自身の内面を表すべきと思っていた。
ところが「紅い花」は違う。他の何ものではなく自身を歌っているのだ。その想いをいっそう強くしたのが、あるコンサートの映像だった。
1992年2月2日、横浜関内ホールで行われた”コンサート'92 ちあきなおみ〜それぞれの愛〜”のステージで「紅い花」を歌っているライブ映像だ。2008年に発売された”歌手ちあきなおみ”という5枚組セットの特典としてこのDVDが同梱されているが、それは彼女の希望でもあったのだろう。公開されている最後のステージ記録でありこの5か月後にすべての演奏活動を停止している。(ウシオ氏のサイト、ちあきのバイオグラフィーの情報を参照した)
揺るぎない岩盤の上で極限的微少のニュアンスを自在に表現する限りなく静謐なパフォーマンスだ。自らの歌手人生を俯瞰したステージだったと思う。

※リップシンクがややズレているが、この動画がそれ。
https://www.youtube.com/watch?v=rcxjq8sTRTE



2021/09/10

2271 アップデート

半年あまりの試行錯誤でほぼ確定したシステム構成。



2021/09/07

2270 志ん生を聴いた

親に買ってもらったトランジスタラジオで聴いていたのは落語だった。数年後に60年代アメリカンポップスに軸足を移すまでは落語一途だった。それを見かねた?母が寄席に連れて行くという。折しも名人志ん生の病気復帰後の高座があるというので、そこに狙いを定めた初・寄席体験である。小学5年の時だった。ウィキペディアで確認すると1962年11月11日(日曜日)の新宿末廣亭である。この日はNET(後のTV朝日)日曜演芸会の生中継ということで超満員。神田生まれの母は如才なく下足番の親方に一封を渡して、息子を前のほうに挟ませてやってと懇願、これはちょー恥ずかしかった(笑)というわけで最前列だ! プログラムは灘康次とモダンカンカンの歌謡漫談と珍芸シリーズと名付けられた大喜利、トリが古今亭志ん生の高座。出し物は「もう半分」。

酒に溺れた老人を殺害した男に後日子供が産まれるのだが、この子が老人というシュールな噺。この赤子が酒をねだって「もう半分」というセリフで終わる。志ん生は脳溢血からの復帰で全盛期の闊達さはなかったが、このときの「もう半分〜」は今でも鮮明で、この世とあの世の境目から声が出ていたに違いない。

https://www.youtube.com/watch?v=bf0vzmqrW6o
※この録音は「もう半分ください」だが、私の記憶では「もう半分〜」こちらの方が余韻がある。



2021/08/07

2269 機材を変更せずに最大のクオリティアップを実現?

ここのところシステムのバランスが整い、あらゆるソースがほぼ満足という状況だったのだが、それ自体が不満になった。やはりオーディオマニアなのだろうか(笑)
で、導入から10年を経過したCDPを入れ換えようかと思案していたのだが、予算のなかで満足できる機種がなく、とりあえずエソテリックをトランスポートとしてマイテックデジタルDACに繋いだ。このDACはTVの音声をTOSで受けているが音離れの良さ、響きの美しさで最大級の評価をしていたのだが、CDも文句なく素晴らしい。
この資質を活かすべく、マランツ7Tからパワーアンプ群にダイレクトに繋ぐフローが完成した。ジェフのS2プリアンプはバランスコンバータとして機能しているが電源はOFFである。
全てのソースに挿入してるGEQは、定在波とフロントローディングホーンの補整に限定して400Hzまでのコントロールとした。最大補整幅を±3dB以内とし、それ以降の高域は補整しないことに決めた。ドライバーの癖は少し残るが鮮度を優先。
メインスピーカーは製作から25年近いが、このダイレクト感は過去最高と思う。スピーカーケーブルの純銀単線統一の成果も大いに貢献している。とはいえCHあたり3台のパワーアンプをパラ接続したマランツ7Tの駆動力は侮れない。予備機を準備しておいたほうが良いかも。



2021/07/21

2268 森田童子を naked TD124 で聴いた。


レストア以前のTD124も音楽再生という意味ではテクニクスに勝っていると感じていたが、ノイズ問題からStereo LPでは使えないという判断だった。 現状でだいぶ改善されたものの、超低域SNはテクニクスの方がはるかに優秀。静寂感と躍動感のせめぎ合いで選択に迷うところだが、試しにStereo LPをトーレンス、SP盤とモノラルLPはテクニクスという布陣に変えてみた。 森田童子の”蒼き夜は”はその昔(もう20年くらいか)友人宅で聴いて衝撃を受けた。ガラスの脆さと鋭利に浮遊する感触は今でも鮮明に覚えている。 わが家のLP再生は較べると暖色系に傾き過ぎている時代が続いたが、あの時の衝撃を少しは得られたかも?
https://youtu.be/ejyek5TPqx4



2021/07/02

2267 都はるみ 最後の歌。

2015年12月16日、BS朝日『日本の名曲 人生、歌がある“3時間スペシャル 都はるみトリビュート”』 これは人前で歌った最後の姿である。当時67歳、声量の衰えが顕著になっていた時期だったが「邪宗門」のパフォーマンスは限りなく深く壮絶だ。反体制の歌人と称された道浦母都子の詞は一見難解そうだが、都はるみの半生を誇り高く歌い上げたエンディングソングに違いない。例によってTV録画からのエアー録音。バイアンプシステムの結論が出たので記念として(笑)今回アップしたデータ形式はH.264 Linear PCMを選べるQuickTime経由のmovファイルで、通常の"AAC"ではないところがミソだが、youtubeの圧縮で帳消しなのかどうか?

https://youtu.be/Z8Bq1csQbag

movファイル ダイレクトバージョン:
https://www.vvvvv.net/sound/20210702.mov