 2147 沖縄滞在記 その7
 早瀬邸の二日目は、主にオーケストラを中心に聴かせてもらった。低域抑制気味のサウンドバランスがどう出るか興味津々。この日の白眉はグリモーのブラームス。センシティブかつ強靱なタッチを余すことなく示すプレイバックに、表現のダイナミックレンジという言葉を思い出した。このバランスだからピアノコンチェルトの新しい地平が具現したと思わざるを得ない。同じようにマイルスのFOUR&MORE。トニー・ウィリアムスを擁する新世代コンボの鮮烈なスピード感。わが家の低域ファットなバランスでは50年代ハードバップに近づき過ぎている(笑)
低域の量的バランスは空間と音量レベルの問題も絡んで難しい判断が必要だが、瞬時に調整する技を持ってすればネックにはならない。ソースの直後に入るAlpha Recording Systemの3バンドパラメトリックEQは、ちょっと触っただけだが素晴らしい使い心地だった。リスニング位置で調整できる環境であれば導入したいところ。
という経緯で、二日間延べ20時間におよぶリスニング体験は得るところが多く、アタマの中を整理し直さねばならない。貴重な体験をさせていただき改めて感謝! |