 2140 TASCAM BR-20のピンチローラーについて
 テープを装着してPLAYボタンを押し、ピンチローラーがキャプスタンシャフトに接触してテープが送られる。その際ざわざわしたノイズが気になり、原因を探るとキャプスタンシャフトが手前にせり上がり不規則なノイズを発生させていた。 依頼したレストアラーに状況を話すと、試作中のベアリング仕様ピンチローラーを試して欲しいとのことで換装。問題はあっさり解消。ピンチローラーのゴム面の垂直問題か? 業務用途では気にならない瑕疵がリスニング環境では問題になる(笑) このBR-20は、通常とは逆にピンチローラーはテープ磁性体面側にある。右側に見えるベアリング仕様の特大インピーダンスローラーとともに、テープを徹底保護する設計姿勢が素晴らしい! 信頼できるレストアラー氏に出会わなかったらオープンテープオーディオは復活出来なかっただろう。あらためて感謝! |