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2019/06/27

2151 沖縄滞在記 その11

撮影機材の説明をすると、その1〜7まではすべてiPhoneXs maxである。その8〜12全11点のうち10点はSONYα7sによるものだ。国際通り界隈は観光地ではあるが、やはり沖縄の風土を感じさせる色彩が充満している。いつもはクールなテイストのα7sが完璧に反応している。



2019/06/27

2150 沖縄滞在記 その10

博物館からホテルまで徒歩で戻ったのだが、道すがらレコード店を発見! 沖縄の民謡・楽器のボリュームに驚いた。この筋の名店であることを後で知ったのだが、島唄の名手 嘉手苅 林昌(かでかる りんしょう)の3枚組CDを買った。旅の記憶と音楽がリンクするのが嬉しい。ちなみにこの日の歩数は二万歩を超えた。雨の中では個人的新記録(笑)



2019/06/27

2149 沖縄滞在記 その9

博物館のエレベーターは内壁が総鏡張りで補助金の使い方が素晴らしい(笑)で、おもわず自画像! 左のお方は見ず知らずではあるが何か親近感を覚え、もしや遠い先祖さまかもしれないとツーショット構成に。



2019/06/26

2148 沖縄滞在記 その8

6月22日、滞在最終日である。この日は散歩写真に充てる計画だったがあいにくの雨。傘を差しても地面から雨粒が襲ってくるレベルで、昼食後は県立博物館へ向かう。撮影は基本自由ということだが展示物にレンズ向けて何が撮れるかと思いつつ、さすが県立であって展示内容には共感すること多々。画面右下テロップは別撮合成だ。



2019/06/25

2147 沖縄滞在記 その7

早瀬邸の二日目は、主にオーケストラを中心に聴かせてもらった。低域抑制気味のサウンドバランスがどう出るか興味津々。この日の白眉はグリモーのブラームス。センシティブかつ強靱なタッチを余すことなく示すプレイバックに、表現のダイナミックレンジという言葉を思い出した。このバランスだからピアノコンチェルトの新しい地平が具現したと思わざるを得ない。同じようにマイルスのFOUR&MORE。トニー・ウィリアムスを擁する新世代コンボの鮮烈なスピード感。わが家の低域ファットなバランスでは50年代ハードバップに近づき過ぎている(笑)

低域の量的バランスは空間と音量レベルの問題も絡んで難しい判断が必要だが、瞬時に調整する技を持ってすればネックにはならない。ソースの直後に入るAlpha Recording Systemの3バンドパラメトリックEQは、ちょっと触っただけだが素晴らしい使い心地だった。リスニング位置で調整できる環境であれば導入したいところ。

という経緯で、二日間延べ20時間におよぶリスニング体験は得るところが多く、アタマの中を整理し直さねばならない。貴重な体験をさせていただき改めて感謝!



2019/06/25

2146 沖縄滞在記 その6

6月21日午前、天気が回復したので早瀬氏の運転で糸満市の南浜公園へ向かった。海沿いのレストハウスで雰囲気よさげな島唄が聞こえてきた。BGMを流しているのかと思いきや、なんと実演でこれが素晴らしいのだ。ゆるやかな時間の流れのなかで聴く三線の乾いた響き。この瞬間が宝もの。



2019/06/25

2145 沖縄滞在記 その5

この日の締めは栄町の串焼きの名店で早瀬さんご夫妻と夕食を共にした。絶妙の塩加減の焼き肉を堪能。



2019/06/25

2144 沖縄滞在記 その4

奥さま手作りの本格的ラタトゥイユに舌鼓をうち白ワインが少々まわりはじめ、アンプのウオーミングアップが済んだところでCDを聴かせてもらうことに。こちらでは氏ご自慢のイコライジングシステムを駆使したDJパフォーマンスも堪能した。CDPとプリ、パワーはマッキントッシュであるがCDPの後にAlpha Recording System #3500, #2200と最新鋭SPL Passeq #1650がシリーズで挿入された空前絶後の布陣だ。音楽が始まると同時に繰り広げられる氏の手さばきで瞬時に音楽の佇まいを矯正していく。わたし個人は装置固定であらゆるジャンルを包括したいと願う人間なので、これはまさにカルチャーショックだ(笑)

持参したディスク3枚、菊地成孔「記憶喪失学」そしてキューバ系「DEEP RUMBA」、クミコのライブステージ。前2枚における驚愕的再生能力に驚いた。わが家の装置ではあり得ないパフォーマンスで、サウンドの神髄をえぐり出している。もの凄い音楽であるのは知っていたし、相当なレベルで再生するだろうと予想していたが、ここまでの音楽であることを知らなかったのは悔しい。分析的な表現は避けたいが十分な色価と実体感あるいは空間放射力の凄さ、幾重にも重なるサウンドの再現性に打ちのめされた。これは12年前に早瀬邸で聴いたサウンドの正常進化形であると痛感。三枚目のクミコは、内面に向かう躊躇い感でわが家のサウンドが少し勝っているように感じたが、これは低域方向の曖昧さを拒絶する早瀬サウンドの特徴が出たのかもしれない。(翌日へ続く)