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2021/11/27

 

 



2021/11/22

2276 アナログ誌の取材を受けた。

レコード悦楽人という連載枠で文章も書いて欲しいとの要望。わたしが書くと硬くなるから、編集長氏との対話でまとめることを提案したが、紆余曲折あってわたしが書いた。しかし3000字におよぶ草稿はこのコーナーの雰囲気とまったく違うので没だろうがとりあえず送信すると、これでいいと返信あり。
文章の印象からか、リスニングルームの紹介などは後半にまわして、現代アートみたいなイメージ写真を巻頭にもって来たいので、なにか提案してくれと編集長。ストックから見繕って5点ばかり提案すると、暗い波打ちぎわのスナップが良いとのこと。ただ者ではない野間編集長のセンス。狙った図式がわたしの文章と同じだ(笑)

当日はフォトグラファー氏と二人で来訪いただいた。原稿は出来上がっているので撮影だけと思いきや、ほぼ2時間レコード聴きながら無駄話で盛り上がり。たんなるオフ会かぁ!こんなに楽しい取材体験は初めてだ。最後の1時間で撮影は完了。たぶん年末発売の号に掲載されるのか?されないのか?どんな仕上がりか楽しみではあるが、諸々の事情で掲載見合わせなんてことにならないか?そのくらいのインパクトが欲しい。



2021/11/12

2275 妖気

明け方、水を飲みに降りていったら花の気配がすごくて、iPhoneを向けてみたら・・・しっかり写っている。ノイズはISO: 1000のせいと思うが、花の妖気かもしれない。



2021/10/10

2274

直江津は40年前に立ち寄った際、街の佇まいに惹かれ再訪を願っていたが、さすが40年は長すぎた。駅前は様変わりしていて往年の質感は消え去っている。すこし外れたところで当時の建物をリノベーションしたと思われる物件を発見。雁木造(かんぎづくり)と呼ばれる積雪地帯のアーケード様式で、味わい深さ最高。



2021/10/10

2273 

茅野に移転した”茶会記クリフサイド”を訪問した。四谷三丁目時代と変わらない質感を保ちながら自然と一体化した素敵なスペースになっている。別荘地エリアのどん詰まりというロケーションでクルマ10台分のスペースがあり驚き!ALTECの控えめながら骨格のあるサウンドをBGMに店主のF氏と旧交を温めた。当初は蓼科のホテルに一拍し帰宅という予定だったが、翌日は車山高原、美ヶ原を経て白馬泊を追加。さらに糸魚川市を経て直江津に寄り、新潟経由で関越から帰宅というプランに変更した。



2021/09/22

2272 ちあきなおみ「紅い花」

ちあきなおみの「紅い花」は、1991年発売の”百花繚乱”に入っている。これは彼女の最後のアルバムであり、そのなかの一曲だ。歌手人生という意味で「白鳥の歌」に違いない出来映えだと思う。それまでの彼女が最高峰の歌い手であることは揺るぎない事実としても、”演じる歌”という評価はある意味でマイナスポイントではないか、もっと自身の内面を表すべきと思っていた。
ところが「紅い花」は違う。他の何ものではなく自身を歌っているのだ。その想いをいっそう強くしたのが、あるコンサートの映像だった。
1992年2月2日、横浜関内ホールで行われた”コンサート'92 ちあきなおみ〜それぞれの愛〜”のステージで「紅い花」を歌っているライブ映像だ。2008年に発売された”歌手ちあきなおみ”という5枚組セットの特典としてこのDVDが同梱されているが、それは彼女の希望でもあったのだろう。公開されている最後のステージ記録でありこの5か月後にすべての演奏活動を停止している。(ウシオ氏のサイト、ちあきのバイオグラフィーの情報を参照した)
揺るぎない岩盤の上で極限的微少のニュアンスを自在に表現する限りなく静謐なパフォーマンスだ。自らの歌手人生を俯瞰したステージだったと思う。

※リップシンクがややズレているが、この動画がそれ。
https://www.youtube.com/watch?v=rcxjq8sTRTE



2021/09/10

2271 アップデート

半年あまりの試行錯誤でほぼ確定したシステム構成。



2021/09/07

2270 志ん生を聴いた

親に買ってもらったトランジスタラジオで聴いていたのは落語だった。数年後に60年代アメリカンポップスに軸足を移すまでは落語一途だった。それを見かねた?母が寄席に連れて行くという。折しも名人志ん生の病気復帰後の高座があるというので、そこに狙いを定めた初・寄席体験である。小学5年の時だった。ウィキペディアで確認すると1962年11月11日(日曜日)の新宿末廣亭である。この日はNET(後のTV朝日)日曜演芸会の生中継ということで超満員。神田生まれの母は如才なく下足番の親方に一封を渡して、息子を前のほうに挟ませてやってと懇願、これはちょー恥ずかしかった(笑)というわけで最前列だ! プログラムは灘康次とモダンカンカンの歌謡漫談と珍芸シリーズと名付けられた大喜利、トリが古今亭志ん生の高座。出し物は「もう半分」。

酒に溺れた老人を殺害した男に後日子供が産まれるのだが、この子が老人というシュールな噺。この赤子が酒をねだって「もう半分」というセリフで終わる。志ん生は脳溢血からの復帰で全盛期の闊達さはなかったが、このときの「もう半分〜」は今でも鮮明で、この世とあの世の境目から声が出ていたに違いない。

https://www.youtube.com/watch?v=bf0vzmqrW6o
※この録音は「もう半分ください」だが、私の記憶では「もう半分〜」こちらの方が余韻がある。