964 ゲイン調整の最終兵器?
 No.960の正四面体は加工、工作の難易度が高すぎて断念! よって六面体になった(笑)
東急ハンズで5ミリ厚のアルミ材を6枚求め、小口角合わせで内側をL型アングルでジョイントした。面倒が少なくかつ仕上がりが綺麗という横着工作では選択肢は限られる。しかしそれほど悪いデザインではないと思うし、非常に強靱な構造になっている。さらにボリュームを固定する天板は二層構造で10ミリ厚だ。
もっとも苦労したのはボリュームツマミである。レギュラー規格の6ミリシャフト用でさえ既製品にはロクなものがない。コントロールアンプの自作品がなかなか水準にいかないのはツマミのせいだと思う。
幸いなことに、このアルプス製カスタムボリュームはシャフト径が8ミリなので、オリジナルで考えざるを得なかったが、アルミ製半球ドームに8ミリシャフト用のギアを固定し目的を遂げることができた。難しいのは正確な水平&センター出しで、トッププレートまでのクリアランスは1ミリなので誤差は±0.1ミリ!しかもツマミ取り外し用のビスを外部から操作出来る機能も必要。本体よりこういう些細な部分に気を回さなければならないから工作は嫌いなのよね。(つづく) |