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2007/09/05
887 カスタムポジション

Kiss DNではスナップ用途とスタジオ撮りで設定が大幅に異なるので、2台体制にしようかと思ったくらい面倒だった。その点、40Dはほとんどすべての機能を割り振ることができるカスタムポジションが3つある。

暫定的にこんな設定をしてみた。
C1:通常撮影 絞り優先AE、sRGB、JPEG、センサークリーニング、  
C2:上記に加えて露出ブラケティング、3連写モード
C3:RAW+JPEGマニュアル露出、ライブビュー、露光シミュレーション、AbobeRGB、センサークリーニングなし、撮影画像確認なし・・・
この他にも感度設定、ノイズキャンセリング、ピクチャースタイル、AFモード、測光モードなども織り込むことができる。

Cポジションを合わせて電源入れると、ちゃんと別のカメラになっているのが凄い。
しかし、ここ2年のデジタル一眼レフの機能性の向上は目覚ましいものがある。この40Dの機能を熟成させてAPS-Hセンサーで14Mpxあれば、もう言うことはないレベルだ。・・・EOS-7Dがそれだという噂もあるが。



2007/09/04
886 SILKYPIX Marine Photography Pro3.0

SILKYPIXがはやくもEOS-40DのRAWデータに対応した。この画像はもともとJPEGなので、疑似現像か(笑)
しかしながら、暗部の階調性はかなり良いと思った。ISOは640に設定している。

2048pxサイズはこちらから。
http://blog.goo.ne.jp/gencyo/e/7df8fb89ab77cec50663fb05ef5d5109



2007/09/03
885 拡大ライブビューの威力

EOS-40Dのライブビューモードの10倍拡大画像+露出シミュレーションは予想を越える衝撃だった。これにレンズ絞り込みボタンを機能させると、実際の被写界深度が露光レベル(明るいまま)で確認できる。絞り込んだときの合焦ポイントの移動もあからさまで、被写界深度内であってもピントの山が明確になる。それだけにフォーカスリングの操作に紙一重のレベルまで要求される。従来の光学ファインダーではマグニファイアーを併用してもこれだけシビアなフォーカスは得られなかった。

しかし、大型三脚(スリックプロフェショナル)に固定しているにも関わらず、わずかな振動で像がふらつくのが分かる。デジタル時代のモノ撮りは定常光に限ると考えていたのだが、そのためにはより堅牢なカメラ保持装置が必要と思った。EOS-1Ds3の21Mpxの真価を発揮させるには相当の対処が必要だろう。



2007/08/31
884 Kiss DN by EOS 40D

2048px
http://blog.goo.ne.jp/gencyo/e/ad258495fa1e04cde03983f20f97b798



2007/08/31
883 EOS-40D by Kiss DN

2048px
http://blog.goo.ne.jp/gencyo/e/ef758cc8e89b0e3ab6d47999645eabb7



2007/08/30
882 ジョルジュエット・ジウジアーロ(Giorgetto Giugiaro)

「多くのデザイナーが車の世界ではフェラーリをデザインすることを目指しています。それに成功する人とそうでない人がいます。まったくそれに近づけない人もいます。ですからこのようなカメラをデザインすることは自分にとって夢の頂点に到達することです。この企画に参加することはフェラーリをデザイン出来たのと同じです。このカメラのデザインが出来たのはトップにいるということです。」

ニコンを代表するカメラをデザインする意味を問われてジウジアーロが発した言葉である。

しかしこのD3、ぼくの目には醜悪なデザインにしか映らなかった。プロトタイプ(ジウジアーロのオリジナルデザイン)はもっと違っていたのかもしれないが、多用された曲面も、正面ロゴまわりのフォルムも緊張感が皆無だ。下の2点は彼がデザインしたF3であるが、ニコンとの初期のコラボレーションだ。写真のHPモデルはオリジナルデザインではないかもしれないが、凝縮した機械美を醸し出している。

ジウジアーロといえば、80年代までのクルマのデザインがとくに好きだ。

下の左写真は、彼がギア社というカロッツェリアを退社する前後に手掛けたいすゞ117クーペで、ジュネーブモーターショーや東京モーターショーに展示されたオリジナルデザインは2ドアクーペ(2+2)としては稀に見る麗しさだった。とくにCピラー(リア側ピラー)の処理が新鮮だ。残念ながら生産バージョンではフローリアンベースに由来する制約で美のオーラの半分は消えてしまった。

そして、そのほぼ10年後に発表されたのが右写真の「ピアッツア」だ。これもショーで公開されたオリジナルモデル「アッソ・ディ・フィオーリ」はより低いフロントノーズで未来を切り裂く意志を示していたが、生産バージョンはジェミニベースだから、ボンネット高の制約やらトレッド、ホイールベースの狭小化で、せっかくのフォルムを台無しにしてしまった。



左写真:あんず様のブログから借用させていただきました。右写真:双子様のブログから借用させていただきました。お礼申しあげます。


 



2007/08/29
882

2048pxバージョンはこちら
http://blog.goo.ne.jp/gencyo/e/4fe72088510fcbc3c8102443d5a57764




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