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![]() 下のbackボタンで過去へ進みます。 幻聴日記第1期 INDEX はこちらから ![]() photo and Text: machinist |
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087 画像補整その3 元画像はそんなにシャープじゃない | ![]() | 最終画像を750/500pxで使用するということは37.5万画素ということになる。はたして600万画素で記録する必然性があるのか。一般的なベイヤー配列の受光素子はR/G/B/Gというように4つのセンサーで成り立っているので、正味のRBデータは表示画素数の1/4しか得られない。輝度信号をつかさどるG信号だけは表示画素数の1/2ということになる。それら全体を演算・補間して表示画素のデータを獲得している。だからピクセル等倍(3000/2000px)の画像はぼけているのが本当の姿だ。600万画素で撮影して1500/1000pxに落とし込めば十分にクリアであるということを意味している(笑)。いっぽう閲覧する側でいうと最近のデジタル伝送の液晶モニターは、非常に正確なピクセル表示をするので、ある意味、印刷以上にシビアで侮れないレベルになっている。(PENTAX*istD FA35mm F2AL) 全8回くらいになりそうなので、他の話題をひとつ入れて、また続けます。 |
2004/06/16 |
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086 画像補整その2 イメージの持続 | ![]() | デジタルカメラが記録した画像情報は、RAWデータはもとよりJPEGであっても、最終出力のための素材でしかないと思っている。フィルムでいえばネガに相当する情報であり、プリントに際してはカラーフィルタの選択から、現像液の調整、印画紙の吟味など決定事項は多岐にわたる。コンピュータ上の画像処理は、これらの作業を代行するばかりではなく、アナログではほぼ不可能だったトーンカーブの変更などを容易にした。なにより、撮影した本人が自らのイメージどおりに処理できるという価値、これは大きい。対象物にレンズを向けシャッターを切るのは、対象に惹かれる部分があったわけで、そのイメージを最終工程まで持ち続けることで、より的確な写真表現へ昇華していくのではないだろうか。って前置きばかり長いねえ・・・笑 (PENTAX*istD smcA 50mm F1.4) |
2004/06/15 |
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085 画像補整その1 デジタルレボリューション | ![]() | 「わたしのカメラは○○社の△△だけど、こういう色には写らない、あるいは*istDはデジタル臭くない写真が撮るのか?」というような感想や質問を何人かの方からいただいた。ウエッブ上で750/500ピクセルの画像を見る場合に限定すれば、レンズ、カメラのクオリティと画像処理のウエイトはそれぞれ2:2:6くらいと推測している。コンパクトデジカメでもシャープネスとコントラストを「最低」に設定して、PhotoShopで補正すればデジタルっぽくない絵を復活させることは難しくないと思う。デジタル処理は過程にしかすぎないし、もとのアナログの連続世界を復活させるための技術だ。というわけで体験的な画像補整のはなしを何回かにわけて続けます。(PENTAX*istD FA35mm F2AL) |
2004/06/14 |
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084 レイ・チャールズのつづき | ![]() | そんなわけで、Ballade in Blueは両面を聴きとおしてしまった。このレコードは15歳のときに買ったもの。当時は聴く頻度が多かったけれど、たぶん20年ぶりくらいで再会した。「旅立てジャック」より「ケアレス・ラブ」に魅せられたのは、単に年のせいか(笑)。それと彼の自前のビッグバンドも凄いですねえ。荒削りだけどスピリットが充満。初期の「ホット・ロッド」なんて曲をぜひ聴いてみてください。(PENTAX*istD FA ZOOM 28-105mm F4.0-5.6IF) |
2004/06/12 |
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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。 このページのすべての要素は製作者であるmachinistに著作権があります。複製使用等はご遠慮ください。 |