 2173 続報、マルチウエイアンプに再挑戦中!
 アムクロンをブリッジ接続にしてウーファーを鳴らし、アンプジラでALTECのドライバーはどうだろう?と帰りの電車のなかで考えた。
というのは昨日の構成でアナログディスクを鳴らしたところ、サーフェイス&スクラッチノイズの質が芳しくなく、音楽を聴くまでもなく「やり直せ」とレコードに命じられたのだ(笑) もとよりアンプジラ2000は50Wクラスのアンプのブリッジ構成で200Wを確保しているし、アムクロンのブリッジはなんと700W(8Ω)重量的ミスマッチはあるもののパワー配分としては理想かもしれない。問題があるとすればDSPアンプで1msのディレイ(距離で34cm)が生じることと、リボンツイターがパラレル接続になることくらい。
配線し直し大まかなレベル調整のあと音出し。
いままで「音が良くなった!」となんど繰り返したか忘れたが、今回は過去最高に「良くなった」気がする。「音場の透明度を損なわない感触を得た」などは一方からの見方で、本当の目標は音楽の現場に居ることだと思う。 実在感のある演奏者と背後をふくめ全方位に拡がるアンビエンスがシームレスに繋がった。旧宅のときに感じていた実在感が後退して、空間の広さに翻弄された数年間であったが、ようやくスタート地点に辿り着いた気分だ。
今朝方、定番の陽水「リバーサイドホテル」をアナログで聴いたが、これ以上のイメージが想像できない(笑) 半年以上にわたってアムクロンのバイアンプドライブが好結果だったせいで、パワーアンプはなんでも大丈夫と高を括っていたが、これは間違え。ユニットに合うアンプというものが確実に存在するということを痛感した。 |