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2009/12/17
1187 ウエブデザイン

夏の初めから手がけている、ある商用サイトのリニューアル。
このトップページがようやくカタチになってきた。
いままで仕込んできたスキルをすべて投じた渾身の仕事(笑)

Javascript、CSS、CGIを駆使し、クライアントの利便を最大限追求したもの。
例えば、クライアントが新しい情報をポストすると
トップページのインラインフレームにサブジェクトが自動表示され、
タイトルクリックでそのフルコンテンツに書き換わる。
デザイン要素は"CSS"(スタイルシート)で制御されるので
ページレイアウトはフォーマットのなかに端正に表示される。
別に目新しい技術ではないが、これを軽いデータ量で処理するところに意味がある。

ウエブデザイナーとしては日々の更新作業で潤う面が多々あるので
この仕様では困るのだ。ほんとの話(笑)

とはいえ、自動でまかなえるものは任せて、
他の面白いことに時間を使ったほうが人生的には楽しい。


思えばもう10年だ。

当時はウエブなんかデザイナーの仕事にはならないと言われたものだ。
ところが"CSS"をブラウザが解釈できるようになって事情が変わった。
文字をコントロールできれば他はなんとかなる。
1999年夏に最初の参考書を紐解き、その暮れにある商用サイトを
手弁当で手がけさせてもらった。
未経験者によく任せてくれたと、いまでも感謝している。
こういうサイトだ。
http://www.ilungo.com/
注:現在はわたくしの手を離れているので、責任はもてないが。

その頃、インタラクティブというキーワードで
JavascriptとCSSを連動させるdHTMLと
マイクロメディア社のFlashが拮抗していたのだが、
わたくしはdHTMLに賭けてしまった。これは不運としか言いようがない。
ブロードバンドが予想以上に普及してしまった背景もある。
FlashのTVにも劣る動画、なんて揶揄していたのだが
じつはナビゲーターとしての機能に注力すべきだった。

これは当方のサイトのトップページだが、なんとFlashを使っている(爆)
それもたった10KBのファイル!
http://www.vvvvv.net/index.html

写真手前の「HTMLデザイン辞典」・・・ここから始まったのだ。



2009/12/14
1186 マーラー3番とバド・パウエル inパリ

オーディオなんかに気を取られていると
音楽にのめり込めない局面が多々。

例を挙げるとマーラーの3番だ。
この100分を超える大曲は、通しで聴かないと意味がないと思うのだが なかなか難しい。
たいていはその再生音自体に我慢がならなくなる。

それが昨晩は違った。
ショルティ+シカゴ響の1982年盤。
例によって右サイドのソファで寝転んで聴いていたのだが
ソノリティの溶け込み具合が非常に心地よい。
上手側二階席のバルコニーに居るような気分。遠近感も適切。
細部の細部までは見通せなかったが(←わが家の通例・・)
全体像を感じるという意味では良かったようだ。
CDの2枚目が終わるまで一気、けして長いとは思わなかった。

昼はアナログでバド・パウエルのパリ録音を聴いていた。
1963年だから期待出来ないかというと、トンでもなく快演なのだ。
粘り・重さとキレが両立したタッチ。
パウエルのピアノサウンドとしては最良ではないか。

この両者をまったく無調整で聴かせる装置、そうはない。
が、来週も同じ音が出る保証も当然ない(笑)



2009/12/10
1185




2009/12/10
1184




2009/11/30
1183 ふたつの「暗夜航路」

先日のBSシブヤらいぶ館、キムヨンジャの出演で、やはり「暗夜航路」の表現力はダントツだった。手垢まみれ放題の演歌のなかにあって、でも、ときどきドキッとする楽曲があるがこれはその筆頭ではないだろうか。

聴きながら、そういえば都はるみの「暗夜航路」あったなあ。しばし考え、そうだ!復帰後の最初の大がかりなコンサート、NHKホールの生中継だ。休憩時間もふくめ流しっぱなしの構成で終演まで放送するという太っ腹な番組(笑) BS正式放送が始まって間もない頃で当時はBモードステレオの生放送は最高品質の音源だったから、気合いをいれてS-VHSで録画したものだ。

じつは新しいTVにVTRをつないだのは今日が初めて。もとよりNTSCは走査線をきちっと見せるのが道理と思っていて、それには21インチが限界という考えはいまも変わらない。なので、55インチでは正視に耐えないだろうと予想したら、それほど悪くはない印象。ノイズが味方をしたのか、あるいは面で見る習慣が身についたか(笑)

この日のはるみさんは、非常な緊張状態で歌っており、この曲は自身がプロデュースしたという気負いが随所に感じられる。個々のパーツの精度はいまいちなんだけれど、面で押し切って全体像を示すような歌唱と言えばよいのか。一刀彫りのような粗いエッジ感が、表層を突き抜ける存在感を示したと思う。

その点、シブヤらいぶ館のキムヨンジャは針の穴を通すような精緻感と長年唄い込んで身についた抑揚のコントロールが見事!現役演歌歌手としてはトップだと個人的には思う。いずれにしても両者スゴイ歌い手だ。ちあきだけが歌手じゃない(笑)



2009/11/27
1182 SILKYPIX Developer Studio 4.0 for Mac

つい最近リリースされたSILKYPIX Developer Studio 4.0 for Macで、リコーGX100のRAWデータを現像してみた。色はまだ追い込んでいないが、Photoshop CameraRAWより数段優れているのはあきらかだ。ちなみにDeveloper Studio Proも試用中なのだが、こちらはPowerBookProではやや荷が重い。
ISO:80, F3.8, 1/200sec, -0.3ev

2048px:
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/dc/798656c0b4c53c66814d315c111582d0.jpg



2009/11/24
1181 A coordinate by Machinist

クロームの飾りベルトはいけてないと思う。これがなければ数段スタイリッシュなのに。そういえばタムラのトランスにも金のベルトがあったな。すぐに剥がしたけれど。そうそう、ストラップはグリップと同色ね。決まりますぜ。



2009/11/20
1180 フラワーアレンジメント

この"西洋生け花"はフォルムが最重要事項のようで、もう8年くらいレッスンを受けているわが妻も、いまだに基礎訓練に勤しんでいる。ホリゾンタルなんちゃらという形式でこれは"S字"ラインがテーマ。仕上げるのに90分くらい掛かったそうな。なんか自然を作為で抑えつける西洋的価値観がにじみ出ている。
その点で下の写真。余った花材を2分で仕上げたという。いやぁ、素晴らしいと言ったら「基礎があるから出来るのよ。」だと。




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