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2018/02/13
2040 JBL D130のマグネットを再着磁

シリアルNo. ---- 処理前磁力  ---- 処理後磁力
**692    ---- N 6.8mT   ---- N 9.9mT
**693    ---- N 5.9mT   ---- N 9.8mT

D130のような民生用ユニットでもこんなに減磁するのかと驚く。大幅な磁力アップであったが、実際の音は芳しくない(泣)
エージングに200時間と言われていたが、アームのビボットを締めすぎたような、ターンテーブルの駆動ベルトを張りすぎたような、硬質でニュアンスが出てない。こりゃ2年かかるぞぉ。

その後、管球OTLアンプで三週間ほど鳴らし込んだ。
少しづつ熟れてきて、不満だったニュアンスの幅も出てきたようだが、硬質な風合いと上の帯域との融け込み具合は、まだまだ感ありで、机上の想定とは逆に、管球OTLアンプと強力マグネットのD130の組み合わせは好ましくないのかもという疑念!

そこで、アムクロンDSPデジタルパワーの
1:マルチチャンネル駆動でLCネットワークスルー
2:ブリッジ接続のLCネットワーク経由
さらに、
3:アンプジラ2000のLCネットワーク経由
この3つの組み合わせを試した。

現時点のベストは「3」 
色艶と質量感ありで、D130との相性は抜群!
「1」は軽快・分離感が際だっているが溶け合い感に不満。
「2」はどっちつかずの中途半端(笑)

管球OTLアンプはALTEC 416Aとの相性が良いようで帯域感、粒状感を感じさせない自然さ。このアンプを使うかぎり、D130の出番はないという結論。

映像は、アンプジラ2000のLCネットワーク経由のJBL D130。
この音源は四十数年聴き続けているが、弊社比較で過去最高のパフォーマンス!
https://youtu.be/-B286oSYqyk



2018/01/19
2039 ABBEY LINCOLN "That's Him!"

ビリーホリデイの後継者は彼女だと思っています。このアルバム、ミュージシャンも凄いが、歌が格別! ステレオ録音なのに最近はモノラルカートリッジで聴いている。いっそう音楽の現場に近い気がするのだ。ステレオは、・・・録音現場っぽい(笑)





2017/12/20
2038

安倍第二次政権の五年間。司法を配下に置き、官僚人事を意のままに。報道機関は徹底監視! 周到に時間をかけたクーデターだ。





2017/12/12
2037 オーディオ工作 LCネットワーク編

半年がかりのLCネットワークがようやく完成した。入力はバイワイヤリング対応、アウト側のWBTバインディングポストは、マルチ駆動と容易に切り替えるためで、LCパーツの中継も兼ねている。アムクロンDSPマルチチャンネル駆動が予想外に健闘していたため、このパラメータを参考にしながら、ネット上のクロスオーバーシミュレーターで素子の定数決めをした。

クロスオーバーシミュレーター
http://www.asahi-net.or.jp/~ab6s-med/NORTH/SP/netwark.htm

マルチチャンネル駆動を越えるようなLCネットワークというのは無謀に思えたが、使用パーツは以下のようなもの。

ウーファー用ローパスフィルタ:
L:ムンドルフ社製の鉄心入り極太コイル
C:双信電気製フィルムコンデンサ

ドライバ用ハイパスフィルタ:
C:サンガモ社製オイルコンデンサ+WEペーパーコンデンサのパラレル
L:フォステクス製鉄心入りコイル

出力用バインディングポスト:WBT、配線ケーブル:QED製銀コート線

アムクロンのデジタルアンプとアンプジラ2000という違いがあるし、遮断カーブも異なるので、原理原則の比較は不可能。あたりまえか。どちらが上という話ではなく、全く別の世界だ。スペアナの違いは少ないのに不思議不思議! 大雑把な印象は・・・ 彩度感で、あっさり系のマルチアンプ vs こってり系のLCネットワーク。ローレベルは、ニュアンスのあるLCネットワーク。ハイレベルで、分離感が際立つチャンネルアンプ。深夜にひっそり聴くマイルスはLCネットワーク。ヴェルディの序曲を大音量で聴くにはチャンネルアンプ。声の評価はこれから・・・ ちなみに、下の緑色のユニットはALTEC 416Aである。オーディオの旅は始まったばかりかもしれない(笑)



2017/12/12
2036 オーディオ工作 フォノイコライザー編

完成が1998年なので、もう19年も使い続けているフォノイコライザー・プリアンプ。最近はプリアンプ機能をジェフに譲ったので、フォノイコライザー単機能として、ボリュームをパスするテープモニター回路を活用していた。フロントパネルにある諸々の入力切替も必要ないので、単機能に徹した外装デザインにしようと考えた。ケースを入れ換えるのは面倒!と思ったら、タカチ電気工業さま、いまでもパーツとして外販していた。これぞ「文化」というものかと。素晴らしい!

配線の変更は、フォノイコ出力をセレクター入力から最終段のグリッドに繋ぎ換え、負荷抵抗を移植するだけだ。この最終段はグリッド電位がラインアンプとしても汎用性があったのでプリアンプ兼用としていたが、初心に戻って三段構成のフォノイコラーザーとして完結させようというわけだ。フロントパネルの換装は難儀だった。底板を外さないと前後のパネルが外れない構造であることを失念!なにしろ20年前の制作なのですっかり忘れてた(笑) 後方に控えているのは、半年がかりで制作中のLCネットワーク。こちらは年内ギリギリかも。
下の写真は、外された従来のフロントパネル表裏。2系統のAUX入力と、テープモニター回路、最終段に入るダイレクト端子など満載! パネルの文字表示はメーカー製と同じ手順をふんだシルク印刷。

で、改訂版の音は? ストレートで強靱でありながら、微細音量域のニュアンスを設計当初から求めていたので、19年経ってようやく願いが叶った感が強い。残されたオーディオ人生はこのフォノイコと共に歩む決意をあらたに・・・言い過ぎかも。




2017/12/01
2035 44年ぶりの再会とか、神戸とか・・・

西日本に住んでいる旧友から、卒業年次のクラス会をやりたいたいう提案があり、大阪あたりだったら行きますよん、と即答したら44年ぶりの再会が実現し、あっという間に10名参加という運びとなった。そもそも大阪だったら神戸に行く口実になる(笑)

人と人に相性があるように、人と場所にも相性があって、わたしは神戸という場所がフィットするのだ。無愛想で他人と打ち解けることが滅多にない性格なのに、ここでは心の扉を開くというレベルを超えて全開になるのが不思議。

クラス会の前日に神戸入りして、例によってモトコーやらメリケンパークを彷徨して意味のなさそうなスナップを撮り、淀屋橋のクラス会から翌日の三宮ミュンヘンまで食べて飲んで喋って、、、

最後はまた一人で、生田神社横の「Sinatra Bar」でバーボンのロック三杯が今回のツアーの締め。写真はいちげんの訪問者をやさしく迎えてくれたマスターの井上さん(あっ!カサブランカの陰で見えない・・笑)と常連のA子ちゃん。彼女曰く「ヒデちゃん、言葉以外はまるで関西人や」なんと嬉しいお言葉。また理由をみつけて行かなくちゃ(笑)

以下に神戸の話題と写真を続けます。(全24項)






2017/12/01
2034 メリケンパークの周辺a

むかし、メリケン波止場というそれは風情のある桟橋があって、この入り口に関係者以外立ち入り禁止の古びたカフェがあった話は以前の日記(No.1833)に書いた。先の大震災で壊滅した後に空美しい”メリケンパーク”として再生したのだが、その一角に被災時の惨状のまま保存されたのがまさにこの桟橋である。新しい景観にそぐわないという意見もあったと思うが、関係者の想いが伝わってくる得がたい場所だ。



2017/12/01
2033 メリケンパークの周辺b





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