1720 個人的デジタルカメラ迷宮(一眼編)
 暮れが近くなると新しいカメラが欲しくなるのは毎年のことで、 気分をかえて撮影のモチベーションを高めるというのは、けして望ましいことではないが 趣味の世界だから仕方がないと開き直る(笑)
昨年末にもとめたSONY NEX-7は、所有レンズが24mmと35mmのふたつだけで ほんとは望遠域が欲しいところだが、これというものがラインナップされていない。 135mm手ぶれ補正付きなんていうレンズは今後もたぶん出ないだろう。 単焦点レンズをきっちり揃えていないシステムは興味をそがれる。 とはいえ、NEX-7はデザインが素晴らしい!ソニーらしさが充満している。 それにひきかえ例のフルサイズミラーレスだが、信じられないデザインセンスだ。
レンズ中心で考えると、フォクトレンダー NOKTON 42.5mm F0.95は興味深い。 これをオリンパスOM-D E-M1に付けるプランは、新しい世界が開けそうで期待が膨らむが、 フェイクペンタプリズムのボディデザインやメニュー画面のフォントが気に入らない。むしろPEN系ボディでお洒落に行くべきか?
一方で、PENTAXに戻ろうかとも考えた。大ぶりなK-3ではなくK-5 IIがいい。 パンケーキの21mmと70mmがあれば最強のスナップシューターだ。 PENTAXは操作系の良さ、画像処理の巧みさでAPS-Cでは、いまだにベストであると思う。
とはいえ、マウントをこれ以上増やしたくないから、 キヤノン*は撤退かと悩んでいたところへ・・・
突然、カールツァイス Apo-Sonnar T* 2/135が目に入ってしまった。
NIKON D800にD7100を追加して二台体制で臨めば135mmと200mmで楽しめるわけだ。 たぶん、135、APS-Cクラスで最強のクオリティではないだろうか。 これで、何が撮れるかというと、じつは考えていないのだ(笑)
話題沸騰のニコンDf、期待していたが大味なデザインにちょっとがっかり。 「F」のような凝縮感は望むべくもないが、面取りしすぎだし、プロポーションが・・・ でも、古いレンズを活用できるのは良い。 D800にニッコールオート付けて外せなくなったのは、なにを隠そう私だった。(泣)
* キヤノンの現有機は初代1Dだけになった。レンズはコシナ40mmとEF24-85mmのみ。 |