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2015/06/06
1809 多摩動物公園にて b




2015/06/06
1808 多摩動物公園にて a




2015/05/28
1807 新宿御苑にて d




2015/05/28
1806 新宿御苑にて c




2015/05/28
1805 新宿御苑にて b




2015/05/28
1804 新宿御苑にて a







2015/05/23
1803 低域のクオリティアップをずっと考えていた^_^;

ほぼ20年前に、JAZZやヴォーカルに特化したスピーカーシステム(*注)として設計したのが、現行の "Airs Edge One" だった。ナローで濃厚、しかし軽く弾むようなサウンドイメージで調整した。併用していた "ロジャースLS3/5A" が、クラシック音楽や三味線音楽で、ほぼ満足できるパフォーマンスを提供してくれていたので、これに欠けている部分を補いたいという要求でもある。

ところが、完成してみると、重く、しかも弾まない低域に愕然。この20年は幾多の改造を試みた期間でもあり、その詳細は過去の日記に書いてきたので省略するが、予想に反して低域以外で格段の改善があった。クラシック音楽も三味線音楽も、LS3/5Aの必然性がなくなっていた。これが8年くらい前だった。

"Airs Edge One" は、バスレフポート付きのチャンバーBOXに "ALTEC 515B" を収めたフロントホーンローディング形式で、中高域の511ホーンと同軸構造になっているが、元々重低音領域の再生は不得手だ。これをイコライジングでなんとか凌いでいるのが現状で、低域に関しては今後とも納得できるレベルには到達しないということは分かっていた。

改善のための最終手段として、80Hz以下を他のディバイスに任せることを数年前から考えていて、むかし日立が製品化した「ASW」に目を付けた。残念ながらスペースの問題で簡易的なものにせざるを得ず、見送っていたが、新居ではバックスペースに余裕があるので、これを実現すべく検討開始したものの、様々な理由で難航! 失敗率70%ではと二の足を踏んでいたところ、まったく別方向の既成品を発見した。

http://www.yukimu.com/product/elac/subwoofer/sub2050/sub2050.html

ELACのパワード・サブウーファーだ。安直なソリューションとも思えるが、今どきの進化はスゴイものがあって、測定マイクの補正から始まり、20Hz〜160Hzのエリアを31点で測定、16点で補正するオートキャリブレーション、連続可変フェーズシフト、さらにディレイ設定などをBluetoothを介してコントロールする。メインスピーカーの15インチウーファーに対してサブウーファーの12インチは力不足の感もあるが、F特フラット化を目指すわけではないので大丈夫だろう。かまぼこ特性の低域側裾野をほんの少し持ち上げるだけである。本体のウーファーを無理にブーストするより、好結果を得られると判断したのだ。

このサブウーファーを一般的な2.1センター配置ではなく、左右CH個別に設置(**注)するので調整は難航するだろう。とはいえ、4PI PLUSを含めたELACによる広帯域キャンバスに、ALTECの濃厚トーンを重ねるイメージをすでに持ってしまった以上、理想の「ワイドレンジかまぼこ特性」を実現させなくては今後の展開は見通せない。成功率は・・・60%くらいか?

(*注)当時は、ジャンルに特化した装置はあり得ると考えていた。いまはその考えはない。
(**注)メインスピーカーの負担を減らすためSWを100Hz程度まで使う可能性から。さらには、超低域が同位相で録音されるのはアナログ時代の思想ではないか、という仮説も。



2015/05/08
1802 記憶のなかの名舞台2 アリ・アクバル・カーン

アリ・アクバル・カーン(1922-2009)は北インドの伝統的な撥弦楽器「サロッド」の巨匠であった。 サロッドはフレットレスのシタールみたいな構造で、ドローンと呼ばれる共鳴弦が備わっている。非常に幽玄で微妙なテクステュアを描くとこころは義太夫の太棹三味線に近い世界観かもしれない。

古いオーディオファイルの方はご存じかもしれないが、コニサーソサエティというアメリカのレーベルからマスタープレスのLPが出ていて 、アリ・アクバル・カーンの演奏が3種ほどリリースされていた。 このなかの「40分のラーガ」という作品は、短縮形とはいえ伝統的な構成「アーラープ--ガット--ジャーラ」を踏襲したアルバムだった。

1970年代に、この巨匠の演奏会が東京であり幸運にも聴くことができた。 このコンサート、普通のものではなく、反シオニズムの政治活動の一環として行われた。演奏プログラムなどはなく、シオニズム運動を糾弾する冊子が配られた。場所は南青山の住宅街にある施設、たぶんイラク大使館関係者の公邸だったのではないか。エントランスと一体の20畳程度のリビングルームが演奏会場だ。共演の2人、タブラ、タンブーラも上記のアルバムと同じメンバーであったと記憶している。

ここで聴いた音楽はいままで体験したことのない種類のものだった。 メンバー相互の音を聴きつつ、聴衆の反応も観察していて、それらがリアルタイムで演奏に反映されるのだ。アーラープの緩慢で執拗なリピート(厳密には繰り返しではないのだろうが)に客が飽きそうだと察知すると、笑いを誘うリズムやフレーズを入れてくる。サロッドのフレーズ(テンポとリズム)に名手マハブルシュ・ミスラのタブラがとぼけたリアクションを入れてみたり、この二者が意図的にばらばらなプレイを展開し最後の一音でバシッと決めたり・・・とか。いずれにせよ抽象的な音だけで笑わせてしまう音楽というのがスゴイし、ここでは厳密な構成美とスポンティニアスな軽さが両立している。これと較べると、ハードバップジャズのアドリブは柔軟性に欠けるように思えるし、フリージャズのインタープレイは自我が表に出すぎると言えるかもしれない。

※30数年前のおぼろげな記憶をたよりに書いてみたが、このときの数十人の聴衆のなかにいたことが、いまでも宝物なのだ。(この記事は姉妹サイト<at sense>のコンテンツを改訂しアップしたものです。写真右は演奏会当日に頒布されたパンフレットの表紙。)




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