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2022/06/07

2295 ビル・エヴァンス研究家からのメール

3年前のわたしのFBの投稿にメッセージをくれたらしい。こちらからのレスがないので(見てない・笑)ウエブで当方のメアドを探して連絡したとのこと。ビル・エヴァンスの歴史研究家を自称するイタリア人である。

用件というのは、ビル・エヴァンス1973年の東京公演のエアーチェック(FM東京)をYouTubeにアップしておられるが、詳細を教えて欲しいとのこと。

アップしていたのは、CBS SONYからライブ・イン・トウキョウとしてリリースされたアルバムに収録されなかった「ワルツ・フォー・デイビー」なのだ。エアーチェックだから希少価値はないと思うものの、調べると何処も公開しておらず、FM東京の元テープはすでに廃棄されたという情報も(噂レベル)。公開範囲を限定してアップしたが、それをイタリアで見つけられてしまったという次第。

とりあえず返信した。なぜ人気曲なのにアルバムに入らなかったのかとか、エディゴメスのベースは当時のレコードと違ってリアルな録音だとかに話題を振って楽しい会話を望んだのだが、微妙に違和感ありの反応。そういう情報はすべて知っているが、録音テープはあなた自身のものかとか、他のステージの録音があるかとか言いつつ、テープtoテープでコピーしてくれないか。実費は負担すると。・・・なんだ、よくありそうなブートレグのコレクターじゃないか。

ちなみに、このエアーチェックテープは屋根の大型アンテナからケンウッドのKT7000チューナーで2TRオープンに記録したもの。もしや現存記録のなかでBESTのクオリティなのか? もちろん返事はしなかった。



2022/05/11

2294 コムデギャルソンの装いみたいな三味線で”賤機帯”を弾く。

楽器としての情緒感を廃したいと思ったので、シンプルなモノクロームテイストに仕上げた。

この前弾きは一下がりという”変調子”だ。聞き慣れない低い響きが亡き子を慕う母の宿命を表しているんじゃないかと。遅いテンポなのに素早い左手の移動など難易度は高くまだ三年早いと言われたような気がする(笑)例によって親指一本奏法で。
https://youtu.be/7P3BM8NwFN4



2022/05/02

2293

争いは先に手を出したほうが悪いと決まっているからプーチンが極悪なのは不変だ。しかし、彼を誘き寄せた米国の深謀を見逃してはならんと思う。

https://youtu.be/A6gKKlNQDQg
リンクは”Ukraine on fire”の続編というべき”Revealing Ukraine 2019”日本語字幕版。3年前の作品だが終盤1時間18分あたりからの展望は戦慄的。これを見終わって考えるのは日本の立ち位置と今後の超危険な舵取りだ。NATOへの傾斜とか、辣腕の新任米国大使の振る舞いとか、コロナ対策の膨大な予備費の使途不明とか、みんな繋がっているように思える。野党もマスコミも機能不全なのが悔やまれる。



2022/04/25

2292 おや指奏法の可能性?

三味線復活にむけて、筋肉と指のリハビリ中(笑)
長唄三味線は撥で糸を叩いて弾くのだが、本来が劇場用なのでとても大きな音が出る。70過ぎのジジイが弾き唄いするには、ちょっと違うなぁ、そうだ指弾きでいいかと考え、端唄などは親指で支えた人差し指でつま弾くが、親指一本ではどうかと閃いたわけ。ウエスモンゴメリーの親指奏法と同じ! とはいえ三味線でこんな奏法はないのだ。見たことがない(笑)なので、映像で確認しているところ。トレモロの返しをどうするかとか道は険しい? 動画は「高尾懺悔」の前弾きなど、いけそうに思えるが・・・
https://youtu.be/XW7phZ-RhMQ



2022/04/06

2291「枯れた芸」を目指そうと決意したところだったが・・・

三味線の演奏に夢中だったことがある。長唄三味線である。独学では伸びしろがないと悟り、図書館にあった”長唄名鑑”という名簿で師匠を探した。二十歳の頃だ。当時からこのジャンルのレコードを聴き込んでいたので、好みの流派を絞り芸歴と顔写真を頼りに選んだ。とエラそうに書いているが青二才には緊張しかなかった。若気の至りで失礼な態度であったことしか思い浮かばないが、数年間は必死に練習をかさねた。

それから45年の歳月がながれ、再び三味線を復活させたいと思った。

先日、皮の張り替えが仕上がり、恐る恐る弾いてみた。力みがなくなった分、いい演奏が出来そうな予感もあったが、まず手が動かない!まぁ老後の楽しみでもいいけれど何かしら成長、あるいは円熟の境地を目指したいものだ。

などと書いていると、つい先ほどその師匠から電話がかかってきた。人間国宝、芸術院会員といった邦楽界の頂点に登りつめた巨匠であるが、満足な演奏が出来なくなったと先年舞台から退いた。わたしが再び三味線を始めたと伝えたら、受話器の向こうの嬉しそうな気配とともに「枯れた芸」なんていうがあれは嘘だねぇ、とアイロニックな物言いは昔と同じだ。来月ご自宅へ訪問することになった。みえない糸で繋がっていたことが嬉しい。



2022/03/26

2290

スピーカーを2cm前に出してみた。
ややドライ傾向だけど、浸透力は上がっている。
アルバートアイラーとかグレングールドはこっちがいいと思う。
スピーカーの位置決めは見た目だけでやります。音は聴かない(笑)



2022/03/19

2289 「春興鏡獅子」における至芸

日舞の名手、西川鯉三郎 昭和30年代の舞台。リンクURLは前半、胡蝶の舞のあと。地方陣の貴重な演奏映像をご覧いただきたい。唄は芳村伊十郎、伊四郎、庄三郎、佐三郎。三味線、杵屋栄次郎、五三助他。小鼓、藤舍呂船他。当時の最強メンバーである。刮目すべきは立三味線の杵屋栄次郎だ。強靱かつクイックな撥さばきでありながら典雅な色香を漂わせている。冒頭の藤舍呂船の小鼓も濡れたような深い音色でスペースを作っている。まさに名演の極致じゃないだろうか。これを越える演奏に出会ったことはない。収録年代は唄方ワキの十世伊四郎が存命だったから、昭和30年代前半であると思う。

https://youtu.be/QnHgNaTa44M?t=1333



2022/03/16

2288 フォノイコライザーアンプの中枢、ECC84

ECC84は一番違いのECC83(12AX7)と違って人気のない球だった。なぜかというと、動作例の発表がほとんどなく、森川忠勇氏の6C33CB OTLの初段に使われたのが唯一だった。
ところが、Ep/Ipカーブを観察するとミドルμの電圧増幅管としては申し分のない性能であることが一目瞭然。5V以下の低電圧時グリッド入力に対する立ち上がりカーブが恐ろしく均等なのだ。(この図版が正確であることが前提ではあるが・・笑)

碌な知識もないのに、この球でフォノイコライザーアンプを作りたいと考えたのは26年も前だ。苦節三年万全の対策を施して完成にこぎつけた。上の写真は動作条件の試行過程で、よくこんなに粘着できたものだと今は懐かしいが、いまだに使い続けていて今後も変えるつもりもない。予備として備蓄を増やしたいと考えていたのだが、ここ10年はテレフンケン、シーメンス、ムラード製は市場から消え、入手困難になっていた。

そんな折、オークションのカテゴリーアラートから出品の知らせが入った。シーメンス製117本まとめてだと!商売じゃないからそんなに要らない。とはいえ両CHで6本必要なので、×4セットとして24本。シーメンス球をこの数量を同一ロットで入手することは今後とも難しいと考え、@3500円で24本買える費用でなんとか落札できるかどうか賭けてみた。オークション終了直前に競合が現れ、猛烈なデッドヒートのうえ少しオーバーしたがなんとか落札できた。しかし、、、残り93本どうする?