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![]() 下のbackボタンで過去へ進みます。 幻聴日記第1期 INDEX はこちらから ![]() photo and Text: machinist |
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320 RGBカラースペースの検証3 | ![]() | sRGBスペースで表示することが前提であっても、AdobeRGBで撮影することのメリットは大きいというのが、現時点でのぼくの結論だ。通常のモニター環境では完全な視認はできないものの、プロファイル変換後の各色別トーンカーブ(レベル)補正で追い込めばsRGB空間のリミットまで表現力を持つように思う。将来的にはsRGBデータの狭い色域は、画像表現の大きなネックになるだろう。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC 50mm域 ISO800, f5.6, 1/20sec) |
2005/03/22 |
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319 RGBカラースペースの検証2 | ![]() | RGBモードは色空間モデルであるから、表現領域の限界から遡り色味を定義する。だからsRGBとAdobeRGBともに表現できる固有の色でも、データ上の数値が異なるという問題が発生する。逆にいえば同じ数値であっても色が異なるということだ。CMYK印刷で表現する緑(C100%+Y100%)を例にとると、各8bitのAdobeRGBスペース上ではR0, G150, B52*という数値になるが、sRGBでは同じ緑(C100%+Y100%)がR0, G166, B81*になったりする。(*変換プロファイルで異なる) 要は同じRGB値のままでsRGBに変換すると、低彩度で眠い画像になるということだ。参考までにPhotoshopCSでAdobeRGBからsRGBに変換するとき「埋め込まれたプロファイルを破棄」を選ぶと、同じ数値のまま変換されるので注意。「作業スペースに変換」(この場合はsRGBのこと)では、数値を置き換えsRGBに最適化された画像が生成される。なお、このテーマは継続してトライしようと考えている。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC 45mm域 ISO400, f8, 1/2000sec) |
2005/03/19 |
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318 RGBカラースペースの検証1 | ![]() | デジタルカメラに装備されるようになって脚光を浴びているAdobeRGBモードであるが、これはプロセスインキを使うCMYK印刷では表現できるのに、従来のRGBモードでは不可能だった濃くて鮮やかな色彩を確保するのための拡張色空間である。最近はAdobeRGBモードに特化したモニターや、再現エリアを拡大したインクジェットプリンタが出てきているので、主流になるのは当然かもしれない。しかしながらウエッブページを表示するブラウザはsRGBというカラー空間で表示される。プリンターは表現エリアを狭めることは可能だけれど、モニターは発光体の色域に依存するので、AdobeRGB用モニターでsRGB空間を表示するには個別にエミュレートしなければならない。 この日記では当初、上記の問題からsRGBで撮影していたが、EOS-1Ds2のsRGBモードの色調に不満を感じたため、AdobeRGBモードで撮影して、ウエッブ用にsRGBに変換する方法に変えてきた。この過程であらためて確認したことを少々・・・。(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC 40mm域 ISO400, f6.7, 1/1500sec) |
2005/03/19 |
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317 kira-kira | ![]() | 1年間、同じような感覚で撮影していて、また同じ季節が巡ってきた。ファインダーを覗いたときの既視感をどうすればいいのか? トキメキを保ちながら続けることは難しいよね。(EOS-1Ds2 EF24-70mm/f2.8 24mm域 ISO200, f5.6, 1/1000sec)※今日は写真を撮れなかったのですこし前のショットでお許しを。 |
2005/03/18 |
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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。 このページのすべての要素は製作者であるmachinistに著作権があります。複製使用等はご遠慮ください。 |