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photo and Text: machinist

456 続・フルサイズデジタルはいらない?
「600万画素以上の高画素化は、35mmというより120フィルムブロニーのような、ぬめっとした質感に写ってしまう。」「写真はなんでも高画素、高画質になればいいのではない。高画質になることによって失うものもあることを知らなくてはならない。」「情報が少なければ、"スピード感"がでる。情報が多ければ重厚だ。いや鈍重ともいえる。」・・・

たいそう刺激的な言葉が並んでいるけれど、その指摘の半分に同意し、残りは納得いかなかった(笑)。目的によって機材を使い分けてきたプロフェショナルの重い言葉であることは十分に承知している。たった一台のカメラに賭けてしまったぼくのスタンスとは大違いだ。
「情報」というコトバの定義を持ち出すのは野暮かもしれないが、イコール解像度だけではないとすれば、情報が多くて、スピード感があって、鈍重でない表現はかならずあると信じている。彼は文章の中程で、このようなことも言っている。「超高画素デジタルカメラには興味しんしんだ。銀塩カメラにはない、雰囲気の写真が撮れるだろう。」これには100%納得。(EOS-1Ds2 EF24-70mm)
2005/09/02



455 フルサイズデジタルはいらない?
今日の横木さんのブログは必見。http://alao.cocolog-nifty.com/the_eye_forget/ おおいに考えさせられるコメントだ。個人的意見はのちほど・・・(EOS-1Ds2 EF24-70mm)
2005/09/02



454 フレームの外側
5D関連の掲示板など見ていると、フルサイズにおける周辺解像度の低下を論じる記述が多い。これはカメラ本体の問題というより、レンズと撮像素子の相性だったりするわけだが、ぼくなんかは逆に、四角いフレームの四隅が写り過ぎる違和感をいつも抱いている。写真というものが、そのフレームを強調すべきか否か。写真の外側とどう折り合いをつけるかの問題かも。(OLYMPUS OM-1, Zuiko100mmF2.8)
2005/08/30



453 やっぱり逸れた
台風ウオッチを長年していて思うのは、関東平野の配置そのものが台風被害からの地形的バリアになっているということだ。台風は南西方向からやって来ることが通常なので、最大被害がおよぶ進行方向右側にこの地が位置するためには、台風の中心は伊豆半島や富士山などの高地を通過することになる。彼女は高地が苦手なので、たいていはそれを避けるように進路を変えるし、もし突き進めば、そのエネルギーの多くを殺がれることになるだろう。ぼくの記憶のなかでいちばん怖かった台風は伊勢湾台風が若狭湾上に位置していたときだった。もっとも太平洋上を南東方向からやって来て三浦半島を北西に進むような台風が現れれば、想像を越える猛威をふるうに違いない・・・(EOS-1Ds2 EF50mm/f1.8II)
2005/08/27






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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