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photo and Text: machinist

632
 
EOS-1Ds MarkII EF16-35mm 2006/02/15



631 Goooood By
今日までの13点でD60の写真は打ち止め。626で触れた問題点はやはりボディのトラブルのようで、仕方なく返品させてもらった。色再現は捨てがたいものがあって、ISO100であれば10Dや20Dが裸足で逃げるほどのリッチカラー。惜しかったなあ! ちなみにこの写真はISO800でなおかつ大幅なトリミングをしている。
ところで近日30Dがデビューするみたいだ。1.6×センサーや8.2Mpxに変更がないということは、高感度域の一層のローノイズ化、連写性能、クイックレスポンスが売りなんだろうけれど、訴求力はイマイチかもしれない。NIKON D200イーターとして低価格路線でアピールするのかも。
来月の今ごろは30Dにシグマ17-70mmなんか付けてたりして・・・危ないアブナイ(笑)
EOS-D60 EF16-35mm 2006/02/11



630 黒いライティング?
写真を撮るということは、対象物に降り注ぐ光の反射を映すということでもある。対象物から見えるすべての光景が反映されている。じつは先日、その極端な例に遭遇した。黒の光沢性のある球体製品の撮影だ。光源はおろかカメラも三脚も撮影者自身も鮮明に写り込んで、しばし途方にくれた(笑) ブラックドーム状のフェンスで対象を覆ったが、光源を消し去ることは不可能だし、立体を感じさせる反射を付け加える必要がある。巨大な面光源をつくるスペースも予算もないから、ブツの至近にトレペを拡げ、それをバンクライト風に間接で照らすことにした。しかし背景も自然に拡がる必要があるので至近の光源は邪魔だ。切り抜きっぽい感じにはしたくないので、同一アングルで光源だけを離したカットを別に撮影してPhotoshopCS2の境界ぼかしで合成した。まさにデジタル様々であるが、イメージに近いものに仕上がってホット一息の今日この頃。そういえば、学生時代に舞台照明家、大庭(おおば)三郎氏の講義で思い出したフレーズがある。「・・・黒い光線が欲しい。」

1Ds2はISO50から400くらいまで画質の変化というものはほとんど感じられないが、このD60ではISO100が抜きに出て高画質だ。高感度域ではノイズ云々より色相再現に破綻がくるように感じた。これは先代の1Dsでも同様だった。ちなみに、さきの人物スナップや観光バスはISO200で、このショットはISO100だ。
EOS-D60 EF50mm F1.8 2006/02/10



629
 
EOS-D60 EF70-300mmDO 2006/02/09






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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