1123 ライティング最新事情・・・
 No.925でストロボシステム導入の経緯を書いたのだが、背景専用に定常光の蛍光管を使うプランは一年やってみて諦めた。色温度の統一がけっこう面倒で作業性が悪いのがその理由だ。幸運なことに同じブロンカラーの3200Wジェネレーター+3200Wヘッドを格安で入手できたので、従来システムとの併用実験を行なっている。実験というと偉そうに聞こえるけれど、ほんとは学習である。なにしろフォトセルも未体験なのだ(笑) このデジタル時代に3200Wは過剰で使いにくい懸念があったが、背景の照射(いわゆるバック飛ばし)は想像以上にパワーを要求してくる。このテストセットは最小スケールなので、これで使えればほぼ問題ないだろうと思っている。背景ライトは本体へのカブリを避けるため狭角レフを用いたが、減光フィルタは使っていない。メインライトは正面から当て、意図的に背景に影が出るようにしている。商品に相応しいライティングではないので、突っ込みはなしということで(笑) 色見本のボードは自作の色温度測定チャートで、中央のグレースケールがポイントだが、結構シビアな調整を求められる。
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