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2009/08/29
1164 潜在意識・・・

ピエール・シモンは売れない映画俳優なのだけれど、カーチェイスのシーンなんかでも、スタントマンがいらないくらいのすごい運転テクニックを持っているんだ。その彼が、助手席になんとあのセーヌ左岸の歌姫「バルバラ」を乗せているところから、それは始まったのだ。クルマは真っ新なルノー8ゴルディーニだから1962年くらいか。深紅のボディのフロントボンネットからルーフ、リアボンネットにかけて白線が二本。パリの石畳の裏道でスピンターンなんか決めているうちに、風景がめまぐるしく変わっていき、なんか日本っぽい感じ・・・。ありゃ、これは"分倍河原"と"郷土の森"をつなぐ「かえで通り」じゃないかなんて驚くのはまだ早くて、ステアリングを握っているのはピエールじゃなく、わたくしになっているのだ。なのに、隣のシートのバルバラはそのまま。参ったなぁ、なに話そう、いやフランス語はわからん、なんて考える間もなく、クルマは武蔵府中税務署前を通り過ぎ、中央高速の真下に入ったところで・目・が・覚・め・た。



2009/08/28
1163 EOS-1D使い初めj

1160からの4点はEF17-40mmF4Lを使った。たった415万画素の情報量でもレンズの性格が出るところが面白い。



2009/08/28
1162 EOS-1D使い初めi

2048px
http://blog.goo.ne.jp/gencyo/



2009/08/28
1161 EOS-1D使い初めh

このカメラの画像処理を行っていて(といっても、リサイズ後に軽微なシャープネスをかけるだけだが・・・)他のカメラ画像とあきらかに違う挙動を示すことに気がついた。Photoshopのスマートシャープという機能を使うのだが、パラメータのピクセル半径を通常より絞るほうが効果的なのだ。これはEOS-1Dのローパスフィルタが軽微で、ピクセル情報に元画像がより強く反映していることと関係していると考えられる。低画素時代の知恵なのか、とにかくピクセル一粒一粒にチカラを感じる。このカメラの元サイズである2464/1648pxから勘案するに821/549pxにリサイズしたときの解像感は、現行の他のどのカメラより秀でているのではないかと想像する。



2009/08/28
1160 EOS-1D使い初めg

ここにアップした全10カットはすべてRAW撮りでオートホワイトバランスに設定している。RAW展開では蛍光灯下のカット2点を除き、カメラが決めた色温度をそのまま反映させている。色相もいっさい操作していない。キヤノンの画像表現はこの2001年の時点で完成していたのではと考えてしまう。その後の8年の成果を否定するわけではないが、やや物足りないのはなぜだろう。



2009/08/26
1159 EOS-1D使い初めf

RAWデータでわずか415万画素であるが、左右2048pxでどのような状態か以下を参照。
http://blog.goo.ne.jp/gencyo



2009/08/26
1158 EOS-1D使い初めe




2009/08/26
1157 EOS-1D使い初めd

このカットのみISO:800に設定している。このあたりが実用感度の上限だけれど、8年前にこの性能はやはり凄い。




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