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2011/02/22
1359 自家製ファインシャープネス技術^_^;

リコーの「超解像」あるいはペンタックスの「ファインシャープネス」のように、従来と異なる輪郭強調技術が話題になっている。
前者は「画像の輪郭、ディテール、グラデーションを自動的に見分けて、それぞれに最適な処理を行う」とあるので、適応範囲を定める「しきい値」を何層か重ねて複合処理すると思われるし、後者では適応ピクセル(画素)をより狭めることで過剰な強調感を排除するのではないだろうか。以上推測。

PhotoshopのCamera RAWにおけるシャープネスの適応半径は0.5-3.0pxの範囲であるが、「ファインシャープネス」的線の細いシャープネスを得ようと、0.5pxあたりに設定してもほとんど効果がない。元画像のピクセルを掴みきれない印象。とはいえ1px以上を選択すると輪郭が際だってしまう。

このCamera RAWには出力画像をアップコンバートする機能が以前からあったのだが、現バージョン(CS5)のCamera RAW 6.0ではアップサンプリングにおける補間機能が大幅に向上しているとのことで、あるアイデアが閃いたのだ(笑)

EOS-1D(初代)はたった410万画素(2464/1648px)である。これをCamera RAW 6.0で現像する際、出力サイズを1750万画素(5120/3424px)にアップコンバートするのだが、先の適応半径がこの最終サイズに反映するところに着目したわけだ。以下の工程は企業秘密なので略すが(笑)出来上がった画像は410万画素のデジカメとは思えない精緻感を忍ばせている。ただし過剰なシャープネス処理は遠近感や立体感を損なうので、適度というところが難しい。メーカーのサンプル画像は新しい技術で写真を台無しにしているケースが多い。なお、gooのブログに左右1920pxのカラー画像をアップしている。

EOS-1D + Color Skoper 20mm F3.5 / Special fine sharpness



2011/02/21
1358

BILSTEINの黄色も、この赤も、ヨーロッパは純色の使い方が巧いなぁ。そうそうBoschの青い工具もね。

EOS-1D + EF24-85mm F3.5-4.5



2011/02/21
1357

予想どおり1Dとのマッチングは良い。ズームレンズなのにEF28mmF2.8単焦点のような(ある種潔い)テイストがある。左右1280pxに落とし込むとより高画素の1DmarkIIIより解像感がある。デジタルサンプリングの不思議といったところか・・・

EOS-1D + EF24-85mm F3.5-4.5



2011/02/21
1356

EOS-1D + EF24-85mm F3.5-4.5



2011/02/19
1355

APS-Hの10Mpxには辛うじて耐える能力があるが、今どきのAPS-C/18Mpxではセンサーの解像度が勝ってしまうからディスコンになったのだろうか。1Dの4Mpxだったら無敵のお散歩ズームかも(^_^)b

EOS-1D MarkIII + EF24-85mm F3.5-4.5



2011/02/19
1354

ディスコンになったEF24-85mmをオークションで落札した。軽くてAF(USM)は無音! 写りはどうなのか?

リコーGX100、ISO:400



2011/02/15
1353 空間周波数

ツァイスレンズをライセンス生産しているコシナの技術者へのインタビューが興味深い。
(ツァイスイコンのすべて・・・アサヒカメラ編2005年)
例えば、現代レンズの設計では100ラインペア(lp)/mmくらいの高周波側の解像度を基準にするのに対して、ツァイスは20ラインペアの低域を重視する。高域側のデータはいらないと(笑)
これは人間の目が画像を見るという当たり前の前提から来ていて、オーディオもそういう見地に立ってみる必要がありそうだ。

写真のレンズはZoom Nikkor 35-105mm
135換算で44-131mm、準望遠ズームとして使いやすいと思ったのだが、
前後スライドズーム、絞り開放ピント合わせ、そして絞り込み測光・・・こりゃ無理だわ。
でも、異様な風体は結構好きなので、記念写真^_^;

リコーGX100, ISO:400



2011/02/10
1352 最近見たTV番組から

ジュリアーノ・カルミニョーラ&ベニス・バロック・オーケストラ

弦楽のソノリティが際だった演奏(サウンド)。
ほとんどのメンバーが立ったまま演奏するのだ。
これって、椅子の振動モードが排除されるから?(笑)
カルミニョーラさんの演奏、楽器(17世紀イタリア)には心底驚愕。

ミュージカル『プライド』 @シアター・クリエ

映画「ナイン」もそうだけど、台詞と歌が明確に区別される演出は好み。
とはいえ、登場人物4人のうち男性二人はまったく歌わない。
・・・ミュージカルと言えるのかどうか(笑)
しかし、緑川萌役の新妻聖子さんの歌唱はスゴイ、凄すぎ!
深夜だったのに終わりまで聴き入ってしまった。

エレーヌ・グリモー ピアノ・リサイタル

ベルク、リストのピアノソナタとバルトーク「ルーマニア民俗舞曲から」
うーん、個人的な嗜好だけで言うと、曲の途中で飽きてくるのだ。
とくにリスト。
なんでだろ? 感性の突出・・・構造の無さ・・・? わからん(笑)

プロフェッショナル 仕事の流儀「石岡瑛子」

「スパイダーマン」「北京オリンピック」の衣装、スゴイけれど最高とは思えなかった。
レニ・リーフェンシュタールの写真集「NUBA」におけるアートディレクション。
これが彼女のクオリティだ。
そういえば、グリモーさんと石岡さん、芸風が似てるよね。

保有レンズのなかで唯一のAF。
EOS-1D + EF17-40mm F4L




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