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2012/02/29
1430 今朝の雪

 



2012/02/29
1429 先週のワイン >^_^<

たばこを止めて(公称)から酒飲みになった。ビールは太るし日本酒は甘いし、ついワインになる。大酒飲みではないが妻も飲まないので、1本で3日ある。三日目は風味が大幅に落ちるので、2日に1本と行きたいところだが、それでは財布が持たない(笑)

ご覧のように廉価ワインが主体で、自慢するようなものはない。
以前、あるワイン研究家から2500円以下のワインは評価に値しないと言われ、大いにめげた。毎日飲むワインにそのセリフはないだろうに(`ヘ´)
写真は偶然にも価格順で並んでしまったが、左端の南アフリカワイン、帰り道のファミマで600円くらいだったか、期待はしていなかったが普通に美味い。やや薄口なのは仕方がない。
3番目のコトー・デュ・トリカスタンは店頭に2005年と2009年があってちょっと迷って前者にしたが、やはり失敗だった。限りなくロゼに近いと言えば良いのか。ワインを語るコトバを知らないので的外れかもしれないが、ボディを感じないものはオーディオ同様評価できない。4本目は結婚記念日に妻の両親からもらったシャトー・ル・コンセイユ。これは、ボディと若干の透明感を併せもっていて、他の3本とは存在感が違う。やや複雑系の雑味に意識が行ったのは、わたくしがワイン初心者だからだろう。たぶん。



2012/02/22
1428 御影石問題

アナログディスクが心地よく、CD/SACDは音がほぐれずにEQの世話になっているという話を前回したのだが、どうもトーンバランスの問題ではなさそうに思えて、それならエソテリックを置いている御影石のキャラが悪さをしているのか疑わざるを得ないというわけで、この2週間というもの入れたり、外したり遊んでいた。(そんなに楽しくはない・・・笑)

設置時に時間をかけて較べて決定した御影石なのだが 、アナログ系が良くなるとCD/SACDはかなり聴き劣りする。エッジが張って、階調が少ない感じといえばよいのか。ところが、御影石を外してのラック直置きは、やはり良くない! 声はそれなりにまろやかで聴きやすいけれど、密度感が大幅減少。グランドピアノの響きにラックの板材のキャラが乗ったボワン感が耳に付く。

再度、御影石をセットしてみると、僅かな(新聞紙2枚程度)ガタがあるのを発見! こんな安直なセッティングをしていたのかと後悔しきり・・・
この隙間分だけ、御影石が暴走していたわけだ。(大げさ)

再び・・・ガタのない御影石で。これは素晴らしい!ピアノが肥大せずに、ガツンと来るし声も緻密で実体感がアップ! 当たり前の話だけど、ベースのガタは厳禁。素材の悪い面が一挙に噴出する。

というわけで、いままでのわが家の音は忘れてくださいませ。



2012/01/30
1427 オーディオ生活、その後・・・

ここのところ、オーディオ関連の話題が少ないのは、音楽を聴くのにさして不満がないというのがその理由だ。

アナログ系(LP再生)は現状のラインナップでは、もはや弄るところが無くなってしまった。オールカーボンのトーンアームは畜冷効果(?)が少なく、寒い部屋では好都合だ。(写真下中)

わが家のリビングルームは築50年近い木造住宅の一階で、断熱材というものが皆無で、特にこの冬の冷え込みは厳しい。朝、二階から降りてくると、室温はなんと5°を示している。こんな環境でオーディオ機器に灯を入れるのは憚られるので、たいていは昼近くなって室温が安定してから音楽を聴き始める。要は休日だけのオーディオ生活になった。

一方、自作フォノイコライザーがようやく真価を発揮し始めたようで、ECC84たった3本の無帰還アンプでMCカートリッジからダイレクトにパワーアンプに渡せるシンプリティが際だつ(写真上左)。フェイズテックEA-3に時として感じる甘さ、密度感の緩さの対極にある。写真下左、ソファーの下が定位置だが、最近は出番が少ない。

問題はデジタル系だ。写真上右のようなイコライジングを施さないと音楽が解れないのは何故なのだろう。先のアナログ系ではノンイコライジングで真っ当なバランスなので、とても不可解だ。弄り代は最大で+2.5dB程度なのだが、外せないでいる。イコライザーはアナログ形式が断然良い。ベリンガー2496では音の色気が微妙にそぎ落とされ、躍動感もスポイルされる。もちろん瞬時切り替えでは、まったく関知できないレベル。

写真上中は地震対策。3.11の際に微動だにしなかったのは不思議だが、直下型が襲ってきたら一溜まりもないだろう。

写真下右は自作アッテネータで、ラインアウトとパワーアンプの間に挿入する。理屈はともかく、あらゆる音量域で音楽のダイナミズムを表現するには、これが欠かせない。



2012/01/24
1426 雪景色のなかの甘夏みかんマーマレード

庭に実った甘夏みかんでマーマレードを作った。
無農薬、無ワックスなのでマーマレードには最適!
今年は粒が小さくて@150gくらい。それを8個。
例年、娘が作ってくれたのだが、忙しいからパスとかで
仕方なく、私が・・・(笑)

縦6割りに切って、皮と袋と身を分離させる。
皮は綿付きのまま、幅3ミリくらいで長手方向に刻む。
メーカー製はもっと薄いですが、ここは食感重視。
袋と種は十分に茹でて煮汁を濾す。このペクチンがトロミと苦みの成分!

綿付きの皮が厚くしかも幅があるので、多めの水と白砂糖600クラムで煮込む。
妻は圧力鍋を推奨していたのだが、
途中経過の分からんブラックボックスはイヤなので
普通の鍋で時間をかけて煮詰めることに。
途中、レモン中一個の果汁と表皮をすり下ろしたものを混ぜて濾し、鍋に投入。
レモンの香りは表皮にあるので、これを使わないのは勿体ない。

弱火で2時間強、アク抜きは1回だけに留め、
ほぼ煮詰まったところでグラニュー糖100グラムを投入。
ここで火力を一気に上げ、グラニュー糖の仄かな焦がし飴テイストを引き出す。

ざっくりとワイルドで、苦み酸味満載の濃厚マーマレードの完成!
皮の幅は5ミリくらいでも大丈夫そう。檸檬投入は最後の最後で良かったかも。

※写真は今朝の残雪のなかで撮った。



2012/01/13
1425

キヤノンくさいトーンに我慢できず、レタッチをやり直した。でもこんな感じ(笑)個人的に好きなのは、リコーとコダックセンサー時代のオリンパス。それと初期のペンタックス。

EOS-5D MarkII + Color Skoper 20mm F3.5



2012/01/12
1424 ソニー・ロリンズの件

気がつくと、ロリンズを聴いている。
コルトレーンは構えてしまうというか、気軽に聴けない雰囲気がある。その点、ロリンズは聴き手のコンディションを選ばない鷹揚さがある。手持ちのディスクを調べてみたら7枚で、良く聴いているわりにたったこれだけ?という感じだが、稼働率が異常に高い!

この7枚、「WAY OUT WEST」以外はヴァン・ゲルダー録音だがレーベルによる傾向というものがあるように思う。プレスティジはナチュラル、ブルーノートがややドンシャリ系、インパルスは濃厚・・・と個人的には感じる。

「WAY OUT WEST」は残念ながらコンテンポラリーのオリジナルではなく、 アナログプロダクションズ盤なのだが、やはりデュナンさんのカッティングじゃないと本領を発揮しないというか、ややハイファイっぽさが強調される。個人的な評価はこの7枚のなかで最低(笑)

インパルス盤では、「オン・インパルス」B面の2曲が推薦。 プレスティジ時代のような怒濤のアドリブフレーズはないが、 自由闊達で太いブローが気持ち良い。

「ALFIE」はラージコンボ編成の超優秀録音! 近年では、こういう音塊の迫力を捉える技術が低下していると思う。

という次第で、いちばん好きなのは「Worktime」。「サキソフォン・コロッサス」の1年前の録音で、気負いというものが一切ない。アップテンポの長く途絶えないアドリブ、延々と聴いていたい高揚感。録音も素のゲルダーサウンド全開! またスローバラードの歌い方が濃厚かつ軽妙で「There Are Such Things」なんかは越路吹雪を彷彿とさせるドラマチックな歌い方。



2012/01/12
1423

EOS-5D MarkII + ULTRON 40mm F2.0




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