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photo and Text: machinist

023 通り過ぎるゼロと無のゼロは、はたして同じか? その1
相対性理論と量子力学の統合というべきか、両者の相いれない矛盾を取り繕ったと噂の「ストリング理論」ではありますが、私にはイメージの断片さえ湧かない。11次元世界で打ち震えるストリングって一体なんだ。物理学は真理を記述するもの、という期待は間違いかもしれないと思った。測定さえ出来ない事象をもちいて数式として完結する世界。現世には現れないのに、存在する事象というものがあり得るのか。あるいは「真理」そのものが幾通りもあるってことか。もう少し考えてみよう、とはいうものの・・・(不定期でつづきます)
(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC)
2004/03/29



022 究極豚饅の行列に並んだ、食べた。
みなとみらい線が開通して、中華街の元気が復活しているみたいです。豚まんで人気の「雅秀殿」、長ーい行列には中国人も加わっていました。胡麻油の香り高き「具」の出来具合いもたいへん結構なものだけど「皮」がなんとも旨いのだ。具がなくなって最後の一口が皮だけになったとしても、幸せ度が下がらないところが凄い。
(PENTAX*istD SIGMA 18-50mm/f3.5-5.6DC)
2004/03/27



021 疾走する演奏者の時間軸を聴き手の意識が・・・
例えば、スピードスケートを撮影するレール移動のTVカメラ。対象物と共に移動することで詳細な変化を観測している。
人間の「聴感」も同じではないか。けして固定されたスリットをとおして音が過ぎ去っていくのを観測するのではないと思う。聴感の最小ユニットは、音を感知する瞬間の前後に過去記憶、未来推測が連なった状態で形成されていて、そのような一種「滲み」を持つ中心点が時間軸上を推移しているのではないかってね。
・・・理屈っぽい話しですまぬ。次回は「ミラノの奇跡」全5話です。
(PENTAX*istD FA Macro 50mm F2.8)
2004/03/26



020 機・械・愛・・・PRIMO-JR
はじめて使ったカメラがこれだったらカッコいいけれど、じつは母が使っていた。東京光学(トプコン)のプリモJRという二眼レフ。半世紀近い歳月を経て、いまここにある。この写真では判りにくいが、幅6センチ高さ12センチ弱のキュートなボディはいま眺めても魅力的。ベスト判と呼ばれる1コマが40×40ミリで写るロールフィルムを装着する。プログラム露出を容易にアレンジする、シャッターダイヤル連動のEV値的プリセットが面白い。
で、ほぼ同じ時期に「コニカ・スナップ」というレンズシャッター式35ミリカメラを親に買ってもらった。マイ・ファースト・カメラだ。フィルムチャージが2回巻き上げ式で、ちょっとダサイなぁと思ったものだ。・・・LEICAの傑作M3の初期型が2回巻き上げだと知っていれば、逆の思いだったのに(笑)。
(PENTAX*istD FA Macro 50mm F2.8)
2004/03/25






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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