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photo and Text: machinist

086 画像補整その2 イメージの持続
デジタルカメラが記録した画像情報は、RAWデータはもとよりJPEGであっても、最終出力のための素材でしかないと思っている。フィルムでいえばネガに相当する情報であり、プリントに際してはカラーフィルタの選択から、現像液の調整、印画紙の吟味など決定事項は多岐にわたる。コンピュータ上の画像処理は、これらの作業を代行するばかりではなく、アナログではほぼ不可能だったトーンカーブの変更などを容易にした。なにより、撮影した本人が自らのイメージどおりに処理できるという価値、これは大きい。対象物にレンズを向けシャッターを切るのは、対象に惹かれる部分があったわけで、そのイメージを最終工程まで持ち続けることで、より的確な写真表現へ昇華していくのではないだろうか。って前置きばかり長いねえ・・・笑 (PENTAX*istD smcA 50mm F1.4)
2004/06/15



085 画像補整その1 デジタルレボリューション
「わたしのカメラは○○社の△△だけど、こういう色には写らない、あるいは*istDはデジタル臭くない写真が撮るのか?」というような感想や質問を何人かの方からいただいた。ウエッブ上で750/500ピクセルの画像を見る場合に限定すれば、レンズ、カメラのクオリティと画像処理のウエイトはそれぞれ2:2:6くらいと推測している。コンパクトデジカメでもシャープネスとコントラストを「最低」に設定して、PhotoShopで補正すればデジタルっぽくない絵を復活させることは難しくないと思う。デジタル処理は過程にしかすぎないし、もとのアナログの連続世界を復活させるための技術だ。というわけで体験的な画像補整のはなしを何回かにわけて続けます。(PENTAX*istD FA35mm F2AL)
2004/06/14



084 レイ・チャールズのつづき
そんなわけで、Ballade in Blueは両面を聴きとおしてしまった。このレコードは15歳のときに買ったもの。当時は聴く頻度が多かったけれど、たぶん20年ぶりくらいで再会した。「旅立てジャック」より「ケアレス・ラブ」に魅せられたのは、単に年のせいか(笑)。それと彼の自前のビッグバンドも凄いですねえ。荒削りだけどスピリットが充満。初期の「ホット・ロッド」なんて曲をぜひ聴いてみてください。(PENTAX*istD FA ZOOM 28-105mm F4.0-5.6IF)
2004/06/12



083 レイ・チャールズ死す!
ビバリーヒルズの自宅で死去、73歳。いい人生だったんでしょうね。合掌。
彼の主演作「星空のバラード」を立川の映画館に見に行ったのは、中学の終わりのころか・・・盲学校の教室、子供の前でオルガンを弾きながら唄う「旅立てジャック」、あれほど感動させる歌は少ないです。ラストシーンはビッグバンドを擁するステージで「アイ・ガッタ・ウーマン」これも最高で、イントロのピアノは「エリーゼのために」なんだよねえ。今夜はこのサントラ盤をしみじみ聴いてみたい。(PENTAX*istD FA ZOOM 28-105mm F4.0-5.6IF)
2004/06/11






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↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
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