下のbackボタンで過去へ進みます。 幻聴日記第1期 INDEX はこちらから

photo and Text: machinist

644
 
PENTAX *istDS FA31mm F1.8AL Limited 2006/03/07



643
 
*istDS FA31mm F1.8AL Limited 2006/03/07



642 昨晩の芸術劇場にて
シュワルツネッガーの超C級アクションに大笑いしたあとチャンネルを"3"にしてみると、尋常でないピアノの響き。これはなんだ?酔ったアタマは急に思い出せない。ショパンみたいだけどベートーヴェンの感触だなあなどと聴き入ってみると、シューマンの「交響的練習曲」じゃないか。マイフェバリットナンバーなのに・・・ぼくのクラシックの素養はこの程度だ(笑)。
ピエール=ローラン・エマールは恥ずかしながらはじめて知った。彼のピアノには、豹のしなやかさと十分な深度の上にしか現れない光彩を感じた。ハンマーが絃を叩く瞬間は演奏者のコントロールが及ばない自由運動の領域だ。なのに奏者が変われば同じ楽器が全く異なる音になる。不思議だ。速度+タイミングを"ニュアンス"と呼ぶのだろうか? しかもピアノはスタインウエイ!こういう音が出るんだ(笑)
などと考えを巡らせているうちに酔いは醒め、シーンも変わり、「エマ・カークビー&ロンドン・バロック演奏会」。あれ、彼女見たことあるぞ! そうだ、ウェストミンスター大聖堂で収録されたヘンデル「メサイヤ」の艶(あで)やかな容姿! あれは25年くらい前だから、35歳が60歳か!!!ありゃまぁ・・・(注:彼女の本当の年齢は知りませんのでご無礼があればどうかお許しを)
PENTAX *istDS FA31mm F1.8AL Limited 2006/03/06



641 ファーストショット
幻聴日記をはじめたのは2年前の3月9日だった。100回くらいは続けたいと思っていたが、いつのまにかライフワークのようになってしまった。マンネリ傾向をひしひしと感じる昨今ではあるが(笑)、人間、短期間で変われるものでもないから気にしないで続けていこうと今日も考えを新たにしていたところだ。
懸案のサブカメラであるが前回アップの「640」で痛感したのは、ぼくはキヤノンの絵作りが好きではないということだ。ペンタックスにある「艶めいた感触」がキヤノンには乏しいということ。何故かは分かるが敢えて言うことでもないだろう。実際のところ機械としての信頼感はキヤノンに勝るものはないと思っている。で、こんな組み合わせを昨晩考えて、今日実現してしまった。*istDSは以前愛用していた*istDの改良廉価版で、いまさら感はあるのだが今秋発売の"PENTAX D"のつなぎとしては適切な選択であると思うし、信じられないような低価格で販売されているのを見つけたというのが本当の理由だ(笑)。レンズは単焦点スナップ用途に限定して、20-40mmあたりを候補に挙げてみたが、"FA31mm F1.8AL Limited"という高級バージョンを奢った。"PENTAX D"を見据えての判断でもある。
というわけで、ファーストショットはフェンダーのストラトキャスター54年モデルをクールライトの一灯ライティングで撮った。
PENTAX *istDS FA31mm F1.8AL Limited RAW 2006/03/04






次ページTOPページ前ページ HOMEページ




↑フルカラー(RGB各8bit)の精密グレースケールの両端を表示しています。すべてを正確に画き分けるモニターは存在しないと思います。
しかしながら「14」や「242」が識別できない場合はモニターレベルで顕著な黒潰れや白飛びが発生しています。ガンマユーティリティなどを使ってモニター調整することをお奨めします。
このページのすべての要素は製作者であるmachinistに著作権があります。複製使用等はご遠慮ください。






Accepted IP

Kent Web様のCGIスクリプトを利用しています。- Topics Board -