幻聴日記
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054 イラストレーター佐藤ヒロさんのこと その1

1994年の終わり頃に、佐藤ヒロさんに依頼した仕事がこれ。彼は翌年の1月に急逝してしまったので、文字どおり最後のコラボレーションだった。出光興産「バッテリー」の外装デザイン。プレゼンに何案か依頼されていたので、ヒロ氏のイラストをフューチャーしたものを作った。採用はされなかったけれど、この迫力は尋常ではないと思う。こんな自由で奔放な彼のイラストに、ぼくの硬いデザインは何度も救われていたんだなあ。こんど、ヒロさんのイラストとぼくのタイポグラフィを組み合わせたアートをやろうよ、なんて話していたっけ。(つづく)
「佐藤ヒロ+町田秀夫 コラボレーション」→
2004/05/02


053 ミッドナイト・ブルー

ルディー・ヴァン・ゲルダーのギター録音はどれも素敵だ。ブルーノート10インチ盤のタル・ファーロウに始まり、ケニー・バレルもグラント・グリーンも、エレクトリック・ギター(アンプ)のウオームでブリリアントなタッチを余すことなく捉えている。たとえばロリンズの「アルフィー」、ラージコンボの分厚いサウンドテクスチュアを、バレルの鮮烈なタッチが切り開いていく。ジミ−&ウエスの「ダイナミック・デュオ」もオルガンとギターの音触感の対比が絶妙で面白い。こんなふうに採れるエンジニア、他にいないよね。こんど「ヴァン・ゲルダーのギターだけコンサート」ってのをやりたくなった(笑)。次回は2回連続で、イラストレーター佐藤ヒロさんのことを書きます。
(PENTAX*istD FA ZOOM 20-35mm F4AL)
2004/04/30


052 (特別増刊)日本、ヤバくないか?

「まさか、と思うことがいつのまにか・・・」
戦略なき海外派兵、イラク人質被害者への理不尽なイジメ、大企業の迷走ぶり、輸入CDの販売禁止?、消費税率のなし崩しアップ? いまの日本、かなり危ないじゃないか。未来像の描けない政治屋が跋扈しているのに、何回選挙やっても自民党が勝つのは、いったい何なんだ。国民のレベルにあった政治家たちということか。選挙も信じられなくなると、もっと危ない事態だってあり得ると思うのだけど、その心配さえいらない日本人って・・・。
(PENTAX*istD FA ZOOM 20-35mm F4AL)
2004/04/30


051 無題2

鏡像というのは、非常に限られた種類の対称性なんだということを知った。左右が入れ替っているところからして完璧な対称ではないらしい。ある部分を入れ替えて、まったく変化がなければ、それは真性のシンメトリーということだ。一般人の日常なんてのも、かなりシンメトリーな事象なのか。しかし空間や物質はシンメトリーになり得ても「時間」はいつも一方通行。入れ替えもできない。原因と結果の順序は厳然と決まっているし・・・。
歴史の授業なんてのも現在から始めて、その原因を探って過去にさかのぼる因果思考は面白いかもしれないと思った。きょうは話がまとまらないね。
(PENTAX*istD smcA 50mm F1.4)
2004/04/29


050 マイルスマイベスト

「リラクシン」も「デコイ」も好きだけれど、ショーター、ハンコックを擁していたころの、コロムビア時代のレコードをよく聴いている。「E.S.P」「ネフェルティティ」などは、ネクストステージへの過度的作品といったとらえ方をされることが多い。でもこの期間が、いちばん濃密な音楽をつくっていたんじゃないかと思う。録音もコロムビア以前のヴァン・ゲルダーサウンドよりナチュラルに音楽を捉えているし、表現のダイナミクスが凄い。これらが平板に聴こえるとすれば、問題はオーディオ装置にあるとあえて言ってしまおう(笑)。エレクトリック・マイルスは「音宇宙的」豊穣さで空前絶後ではあるけど、彼のプロデューサー的な局面が見えすぎるのが残念だ。
(PENTAX*istD FA ZOOM 20-35mm F4AL)
2004/04/28


049 無題

今日の新宿は嵐のような凄まじさ。オフィスの窓からみえる御苑の木々をスローシャッターで撮ってみた。
(PENTAX*istD FA ZOOM 20-35mm F4AL 35mm, F5.6, 1/10sec, ISO200)
2004/04/27




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