2006年12月4日 CANON EOS Kiss DN + EF-S17-85mm & ???

日常スナップに24-70mmF2.8Lはやはり使いにくいので、APS-C専用のEF-S17-85mmを買ってみた。手ぶれ補正ジャイロ内蔵である。
撮影データをチェックしていて気が滅入ってきた。コンデジのようなハイコントラスト感。中間調がかなり明るく出るし、ハイライトの出方も急激な印象。レンズというものは固有のトーンカーブを持っていると常々感じていたが、このレンズはかなり立ち気味のトーンカーブを持っているようだ。レタッチで妥協点を探ったけれど、大幅な階調補正はトーンの連続性を損なうから、やりたくない。

というわけで、なんとかまとめたのが以下の数点だ。まぁ見られるレベルにはなっていると思うが、没カットはヒドイものが多かった(笑)

 





















中間調の濃度をダウンさせると、そこから、ハイライトまでのステップが粗くなる。
もちろん補間はされるが無い袖は振れない道理で、なんとなくザワついた感じがするのはそのせいだ。
というわけで、このレンズは個人的には使えないという結論に達した。
で、どうしたかという続きは明日また(笑)